こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。
今回はKindle Fire 7 タブレットを購入したので見ていきましょう。
Fire 7タブレット(第9世代)
今回買ったのはFireタブレットの中でも一番小さく、一番安いFire 7 タブレットの16GBモデルです。
もともとFire HD 8 タブレットを持っていましたが、微妙にサイズと重量が大きく、寝転がりながらマンガや小説を読んでいると腕がだるくなってきたり、保持しているのが大変で落としたりすることがありました。そこでひとまわり小さいFire 7を購入したというわけです。
Fire 7はFire HD 8と比べて100g近く重量も軽く、腕にかかる負担が減ることが期待できます。
それでは届いたものを開封していきましょう。
鮮やかなオレンジのパッケージを開けると、さっそく本体が出てきます。
パッと見た瞬間、思わず「いいね、小さいね」と感想が口をついて出ました。期待通りのコンパクトさ。取り回しがよく扱いやすいサイズです。小さな鞄のポケットにも収まりそうなサイズです。
黒い箱の中身は説明書、スタートアップガイド、充電用のMicroUSBケーブルと電源コネクタです。
フィルムを剥がします。質感は値段なり。プラスチック感丸出しでチープなのは決して否定できないところ。それでも、値段が十二分に安いことを考えると値段以上かもしれません。
Fire HD 8の紹介記事でも書きましたが、この値段のKindle Fireに質感まで求めたらバチが当たるってもんです。
外に持っていくこともあるとはいえ、メインで使う場所は家の中ですし、どうせカバーをかぶせてしまえば見えなくなる部分です。低価格のアイデンティティを守るためならば割り切ってもいい部分ではないでしょうか。
今時のタブレット端末としては少しベゼルが太い印象も受けますが、まあなんといっても値段が値段なのであまり高性能や精密な設計は求めるべきではありませんね。安価で便利にAmazonコンテンツを楽しむための使い勝手の良い端末だと割り切って考えるべきでしょう。
Kindle電子書籍の読書体験を知ってしまうともう紙の本には戻れないくらい快適なので、それをこの価格で得られると思えば鼻血が出るくらい安いです。本当に持ってる紙の本ぜんぶKindleで買いなおしたい。いや本当に。
上部には左から順に音量ボタン、イヤホンジャック、マイク穴、充電用のMicroUSBジャック、電源ボタン。
Fireタブレットのシリーズは8と10はすでにUSB-Cになっているんですが、7はまだですね。
左側下部にスピーカーがあります。
音質は正直期待できるほどのものではないので、効果音が鳴るだけマシというところ。モノラルスピーカーですしね。
Prime Videoを楽しみたいから最低限ちゃんとした音が欲しい、という方にはFire HD 8の方をお勧めします。あっちはDolby Atmos対応のデュアルステレオスピーカーですし、何よりHD画質ですし。Prime Videoも用途として考えているなら悪いことは言いませんのでFire HD 8にしておきましょう。
コンパクトで使いやすいサイズ
こんなふうに手で軽々と持つことができます。いいですよね、このサイズ感。
Fire HD 8ではまさにこの持ち方がなんとかギリギリ持てるという感じでした。手が小さな女性だと厳しいでしょうね。ちなみに僕の手の大きさは普通です。
Fire 7では楽勝でこの持ち方ができますし、軽いので持ち上げていても手が疲れにくいのが最大のメリットです。
読書に使うKindleシリーズは長時間手に持ったまま腕を上げていることが多いですから、端末自体の重量と持ちやすさは非常に重要です。
重量はなんと286gと、300gを切ってきます。参考までにFire HD 8が355gなので、69g軽いですね。
ただしこの重量差は本体だけの話です。ケースやカバーをつけるとなると、当然Fire HD 8の方がケースやカバーのサイズも大きい分重いですから、やはりFire 7の軽さがいっそう際立ちます。それは読書していて疲れにくさに直結します。
端末自体が文庫本よりもひとまわり大きいくらいのサイズ。
横幅がほぼ文庫本と同じなので、ディスプレイ部分は文庫本より小さくなります。
縦の長さはディスプレイサイズがほぼ文庫本と同じくらいですね。サイズのイメージ湧きましたか?
性能は値段相応
電源を入れて少し触ってみましたが、正直性能は値段なりといったところ。いや、値段が十二分に安いから、これも値段以上ではあるかな……?
RAMも1GBしかないので動作はさすがにキビキビ軽快とは言えませんし、画面遷移の場面で引っ掛かりを感じることもあります。でもまあ許容範囲。
やはりこれだけ安価な端末なので「何でもそつなくこなす」とはいかないのは覚悟の上で買うべきでしょうね。
そもそもこの価格でちゃんと完成されていて動作するデバイスになっていること自体、本来なら驚きってもんです。そう考えるとコスパは果てしなく良い。
Fire 7の最大の強みはコンパクトサイズと286gという圧倒的な軽さ、そこから得られる疲れにくさです。
それを活かしていつでもどこでもマンガや小説が楽しめるように持ち歩き用デバイスにするとか、寝転がって長時間使う用にするとか、そういう使い方が良さそうです。
他方、いろんな機能をガツガツと使うような使い方にはやはり役者不足の感じが否めないので、割り切りは必要だと思います。でもこの値段なら割り切れちゃうでしょ? ちょっとした快適さのために出す金額としては全然高くないと思います。
肝心のKindle本を読む機能に関してはもともと要求スペックが低いこともあってスムーズに読めますしスペック不足を感じるような場面はほとんどないので困りません。
というわけでFire 7は割り切りと引き換えに快適性を手に入れるデバイスです。キーワードは割り切り。いいですかみなさん、割り切りです。どうせこの値段だしと割り切ってポチれば値段以上の読書体験が得られます。そんな感じ。
Fire 7 タブレットの画質をFire HD 8 タブレットと比較する記事も書きました。よろしければどうぞ。
.