こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

今回はFire 7 タブレットを買うにあたって一番のネックとなる画質について書いていきます。

 

 

Fire 7とFire HD 8

僕自身Fireタブレットを買おうと思った時に、どちらを買うかかなり悩んだものでした。その時に決め手になったのが画質。7は画質がHD未満ということではじめ敬遠しており、結局Fire HD 8を買いました。やっぱり最低限の画質としてHDは欲しいと思ったんです。

 

でもその後、Fire HD 8だと長時間読書をするのに少し大きく、重いなと思うことがあり、画質が低いのは承知で、場面によって使い分けるつもりでFire 7を買い足しました。

 

さて、手元には78が両方あるわけです。

そこで、これからFireタブレットを買おうとしていて、僕のようにどちらにするか迷っている、特に7の画質について気になっている人のために、78の画質を比較していこうと思います。

 

 

マンガ

まずはマンガから。同じ本を表示してみました。右がFire 7で左がFire HD 8です。

ぱっと見ではFire 7も画像の線がジャギジャギしているなどの問題はありません。

 

まずひとつ気付くのは、8の方が液晶が黄色いということ。これ、写真を撮ったときの具合でこうなっているのではなく、実際に目に見えて8の方が黄色いんです。8だけを見ていた時は気になったことはありませんでしたが、こうして並べると明らかな違いです。

もちろんBlue Shade機能(ブルーライトカット機能)を使っているわけではありませんよ。画面の明るさ設定も同じにして、それでもやはり違うんです。

個人的には7の色味の方が好みですね。これは画質がハンデになると思っていた7にとって嬉しいポイントでした。

ただし個体差の可能性もある、ということは書き添えておきます。

 

そしてもうひとつ、Fire HD 8では表紙画像がフルスクリーンで表示されているのに対し、Fire 7では上下に大きな余白ができます。これ、他の本や小説の表紙でもそうでした。ここはちょっと残念なところですね…………

フルスクリーンで表示された方が「本」って感じがしていい気がするんですよね。

 

さて、Fire 7の画面にもっと近づいてみましょう。マンガのページは十分綺麗に表示されています。表紙だけでなく本編を一通り見てみても、やはりページはFire HD 8と遜色ない綺麗さで表示されています。吹き出しの文字も含めて、線がジャギジャギしてしまうことはありません。

 

しかしUIを表示してみると、こちらはちょっとジャギジャギ感があります。特に「Aa」の表示がわかりやすいかと思いますが、滑らかな線になっていないんですね。最近の高画質なスマホに慣れた目にはちょっと違和感があるのは事実です。よく見なければわからない範囲ではあるんですけどね。

 

こちらはFire HD 8の表示。上の7と比べてみてください。特に「Aa」の箇所やバッテリー残量のあたりがわかりやすいと思うんですが、やはり8の方が綺麗です。

 

小説をあまり読まずマンガ中心だという人は、とりあえずコンテンツの中身自体には影響がないので安心してFire 7を買っていいと思います。UIは、まあ他のスマホやタブレットならともかく、Kindle Fireに関していえば表示している時間も少ないですし、妥協できる範囲なのではないでしょうか。

 

余談ですがこのマンガとても可愛くて良かったのでお勧めしておきます。

 

 

小説

それでは続いて小説の表示を見てみましょう。

Fire 7で小説を表示したところです。文字サイズは僕の好みで小さくしています。

紙の本やFire HD 8に比べてちょっと線がざらつく感じと言いますか、目が疲れる感じを受けます。文字サイズを大きくすると少し改善します。

文字サイズを大きくすると1ページあたりに表示される文字の数が減ってしまいスカスカの表示になるので、個人的な好みとしては文字サイズ小さめの方がしっくり来るんですが、そこは読みやすさと多少のトレードオフになりそうです。

 

文庫本とサイズが近いFire 7ですが、文字サイズを小さくして行間を狭めに設定しても紙の文庫本よりも1ページあたりの文字数は少ないです。紙面に対する文字の密度、物語に対してページをめくる量の感覚という点ではFire HD 8の方が紙の本に近かったと感じます。

 

どちらかといえばFire 7は文庫本より新書の感覚に近いですね。新書を読むなら違和感が少ないのではないでしょうか。

 

同じページをFire HD 8で表示したところ。やはりこちらの方が文字が読みやすいと感じます。小説中心の人は8の方が目に優しいかもしれません。まあそこにこだわるならFireでなくE-INK搭載のKindleシリーズの方がお勧めですが……。

ただしあっちはマンガに向かないので一長一短ですね。小説もマンガも読むならFire HD 8がバランス良いと思います。

 

雑誌

これは写真を載せるまでもないんですが、Fire HD 8の方がお勧めです。

というのも雑誌はある程度大きな画面で見るのに最適化されているレイアウトですし、小さな字なども多いです。その表示自体はマンガ同様問題ないんですが、純粋に画面が大きいFire HD 8の方が向いています。小さい画面だといちいち拡大しながら読むハメになります。

 

 

どんな本を中心に読むか

というわけでFire 7の画質についての不安は解消されたでしょうか。

ざっとまとめると

  • マンガ……◎
  • 小説 ……△
  • 新書 ……◎
  • 雑誌 ……× (ただし画質でなく画面サイズによる)
  • システムのUI ……○

という感じです。

もちろん小説や雑誌が全然読むに耐えないというわけではありませんから、どんな本を中心に読むかだと思います。雑誌を頻繁に読むならもっと大きいディスプレイのモデルがいいと思いますし、普段はマンガ中心でたまに小説という感じなら、画質の低さは心配するほどネックにならない、という感じでしょうか。

 

みなさんの購入の参考にしていただければと思います。

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