こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

今回は、久しぶりにスマホ(iPhone)に組み合わせて使うアクセサリーを購入したので、レビューしていきます。

『ShutterGrip 2』

こちらは「カメラグリップ」とか「スマホグリップ」と呼ばれるジャンルのスマホ用アクセサリーです。

iPhoneをはじめ、スマホに取り付けることで横向きで握りやすくし、一眼レフカメラのように構えることができるようになるというもの。それにより安定感と操作性が向上し、写真が撮りやすくなります。

僕には今これを書いている時点で2歳半になる娘がいるんですが、娘が生まれてからというもの、スマホで写真を撮る機会が激増しました。

そこで、カメラとしてのスマホをもっと使いやすくするこうしたアイテムが欲しくなったわけです。

子供がいるパパさんママさんはもちろん、スマホで写真を撮ることが多い人や、スマホで写真作品作りをする人にはおすすめのアイテムです。

詳細を見ていきましょう。

ミニマルでクリーンなデザイン

なにはともあれ、このデザイン。

いかにも一眼レフカメラという感じで、象徴的かつ無駄がないですよね。

こういうミニマルなデザインは好きです。

ちなみにカラー展開はこのシルバーの他に、ブラックとピンクがあります。

黒い部分はシリコンが使われていて、握った時のグリップ力を高めてくれます。

シルバーの部分は樹脂パーツ。ここがアルミだったらと思わないでもないですが、樹脂だからこそ軽量でもあるので、持ち運びやすさという機能とのトレードオフでしょうか。

スマホの固定は上下に挟み込むタイプ。どんなスマホでも対応できるのがメリットです。

挟み込みの力は結構強く、ガッチリと固定してくれます。力を加えない限りはズレてくることもなく、不意に外れてしまうんじゃないかという心配は抱かずに済みます。

取り付けてみると、こんな感じ。片手で安定して握ることができます。

一眼レフカメラと同じように人差し指のところにシャッターボタンがあります。

このボタンはスマホとBluetoothで接続していて、音量アップボタンとして動作します。なので、カメラモード時に音量アップボタンでシャッターを切る全てのスマホで使えるというわけです。

ShutterGrip 2を選ぶ理由

スマホグリップ製品はShutterGrip 2以外にもいくつか選択肢がありますし、他の製品のほうが価格が安かったりします。ただ、それらを選ぶことは必ずしも良い選択とは言えないかもしれません。

たとえば、他のスマホグリップ製品にはMagSafeでiPhoneの背面に直接吸着するものもあります。取り付け・取り外しを考えると非常に手軽で、挟み込んで固定するタイプのShutterGrip 2よりも良さそうに見えるかもしれません。

ただし、使用するときのことを考えると、見過ごせないデメリットも見えてきます。

  • 磁力が相当強力でないと落ちてしまう(撮影時の取り扱いに気を遣う)
  • 吸着部を中心にスマホが回転してズレてしまう(安定性が悪い)
  • MagSafeの吸着部分があるせいで本体が大きく、重くなる(小さくて軽いほど持ち歩きやすく、サッと取り出して使いやすい)

3番目については、MagSafeタイプに限ったことではありません。

挟み込むタイプのスマホグリップ製品でも『握り』の部分だけでなくプレートのようなものが付いていて、なんだったらそこにミラーやライトが付いているものがあったりしますが、そういったものはどれもサイズがShutterGrip 2よりも大きく、形状もあいまって持ち運びやすいとは言えません。写真を撮りたいと思った時にパッと取り出したいのに、ポケットにも入らないようでは意味がないでしょう。

軽量コンパクトがなによりの機能

つまり、スマホグリップにとって最も重要なことはコンパクトさと軽さだと、僕はそう思います。

上でも書いた通り、使いたいと思った時にすぐに取り出して装着し、使えなければ意味がありませんから。

このShutterGrip 2はその重要な点をしっかり押さえています。類似の製品でこれよりもコンパクトなものは、現状見当たりません。

多機能、かつ高機能

さて、ここまで書いたようにShutterGrip 2は軽量コンパクトでスマホグリップとして優れていますが、それだけではありません。他のスマホグリップにはない機能があるんです。

撮影機材をマウント

まず、本体下部には三脚を固定するためのネジ穴があります。撮影機材として一般的な三脚ならどんなものでも利用可能です。

また、本体上部にはコールドシューマウントがあります。ここにもマイクやライトなど、撮影機材を取り付けることができます。

僕はカジュアルな家族写真が多いのでここまで使うことはあまりないでしょうけど、こうしたマウント機能を使えばスマホを中心としたがっつり本格的な撮影環境を作ることができそうですね。写真も映像もお手のものです。

自撮り棒にもなる

そしてさらに、グリップ部分をぐるりと回すと自撮り棒にもなるんです。

VLOGやInstagramにアップする写真を撮る時にはとても便利な自撮り棒。僕はどちらもやっていませんが、それでもお出かけ先で家族写真を撮る時には「あったらいいなあ」と思っていました。

自撮り棒を、スマホグリップとは別に持ち歩かなくていいのはとても便利です。

しかも2つ別々に買わなくて済むことも考えると、ShutterGrip 2が他のスマホグリップよりも多少高くても「まあいいか……」と思えます。

しかも使用中にスマホの重みで回ってしまわないように、回転防止機構もついているんです。

レールのような溝があるのが分かるでしょうか。これのおかげで棒の伸長部が回転するのを防いでくれます。

角度の調整幅も広く、必要な角度はしっかり作れます。

棒を伸ばさずにこうして使うこともできます。

ヒンジ部分もがっちり硬いので振ったりしなければ角度が変わってしまうことはありません。

それからシャッターボタンは取り外し可能なので、自撮り棒として使う時は手元に持ってくることもできます。

こうした作りの丁寧さを見ると、スマホグリップとしてだけでなく自撮り棒としても高機能であると言えます。

多機能であるだけでなく、高機能でもあるわけです。

メンテナンス用品が本体に内蔵

それでも使用を続けていると、ヒンジ部分がだんだん緩んできてしまうこともあるでしょう。

そんな時はネジを締め上げて再び硬くしてあげればいいわけですが、なんとそのための六角レンチが本体上部のコールドシュースロットのところに収納されているんです。

これ、とても気が利いていますよね。

別で保管しておく必要がないだけでなく、出先でも気になった時にすぐ調整できます。

この便利さはオンリーワン

カジュアルに使うために必要な軽量・コンパクトさも持っていて、本格派のための撮影機材連携もこなす。自撮り棒との1台2役もできて荷物も減らせる。

ただのスマホグリップではないところがこのShutterGrip 2の魅力です。

こうした特徴は他のスマホグリップ製品にはなく、ShutterGrip 2を選ばないと手に入らないもの。まさにオンリーワンなんです。

他よりも高い価格にもちゃんと納得できるだけの作りをしています。

購入した物が手元に届いて、スマホに取り付けてみたときに「うん、やっぱりこれにして正解だった!」と思える1台ですよ。

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