こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

今回はBOSEの家庭用でコンパクトなスマートスピーカー『HOME SPEAKER 300』を購入しましたのでレビューしていきます。

 

 

 

 

『HOME SPEAKER 300』はBOSEとしては”スマートスピーカー”に位置付けられる製品で、音声アシスタント(Amazon Alexa / Googleアシスタント)の搭載、360°サウンド、マルチルーム機能などが特徴です。メーカー希望小売価格は33,000円ですが僕が購入した時はAmazonで28,000円くらいでした。

 

BOSEでは似たような価格帯の製品に『SoundLink Revolve』という小型スピーカーもあり、Amazonでの価格差が1,000円くらいしかないこともあってどちらを買うか迷ったのですが、今回は『HOME SPEAKER 300』を購入。その辺りの話は別の記事に書きました。

 

また我が家にはBOSEの同じくスマートスピーカーに分類されるSOUNDBAR 700も既にあります。

こちらとの連携機能を一つの大きな目的として買っているので、それについても別の記事に書きました。遅延が発生する条件としない条件についても書いています。

 

 

BOSE HOME SPEAKER 300

それではさっそくパッケージから見ていきましょう。

ずっしりとした厚みのある箱で、変わったことにフタ部分が大きいです。逆向きに開けてしまいそう。シンプルで飾り気はないものの、確かな品質を思わせる上品なパッケージはBOSEのイメージに合っています。

 

開封すると楕円柱形の本体が現れ、その下部にはスタートアップガイドとACプラグが収納されています。

この『HOME SPEAKER 300』は上位機種である『HOME SPEAKER 500』よりもコンパクトなのですが、その理由の一つがこのACプラグ。500の方は電源ユニットが内蔵されているのでその分大きくなるんですね。300はACプラグという形で外に出ているので小さくできるんです。

とは言ってもACプラグはそこまで大きいというわけじゃありません。一般的なコンセントなら隣の差込口と干渉はしないでしょう。Amazon Echo Dotのプラグよりもひと回り小さいくらいでした。

 

スタートアップガイドは非常に簡易なもので、アプリをダウンロードして指示に従えというだけの内容です。BOSE製品は品質は本当にいいんですが、説明不足の感は否めませんね。スタートアップガイドにしても、アプリ内の説明にしても、もう少しだけわかりやすくチュートリアルしてくれるとよりユーザー体験が素晴らしいものになると思うのですが……。Amazonのレビューでもその辺の意見が多かったです。

まあガジェット付きならアプリ内を色々触っていればだんだんわかるようになってくるのでいいでしょう。

 

 

 

質実剛健でありながら美しい

美しいですよね、このデザイン。

 

楕円の円柱形ですっきりとした見た目で主張は控えめ。一見すると無骨にも見えますがよく見ると細部まで統一感があり、パネルの継ぎ目等の処理も上手く、丁寧にデザインされている製品特有の品の良さがあります。机の上、棚の上、窓枠、リビングの隅、どこに置いても馴染みが良い、クセのないデザインです。チープさは欠片もありません。

 

アルミの本体は手に持ってみるとずっしりと重く、また滑らかで、仕立ての良さを感じます。

 

上面の操作パネルはなんとタッチボタンになっていて、ここも継ぎ目のない一枚です。うーん美しい。

周囲をぐるりと囲む2列になった穴はマイク。このモデルはAmazon Alexa(アレクサ)とGoogle音声アシスタントを積んでいるので、それらに話しかける時用です。なんでも集音性能の非常に高い6つのマイクを配置しているそうで、大音量で音楽を流している時でも「アレクサ、」と呼びかけるのを聞き逃さないのだとか。

 

背面には2つの穴。これは上が3.5mm AUXオーディオプラグ用の穴で、同梱はされていないのですがAUXケーブルがあればテレビや音楽プレイヤーのヘッドホンジャックから音を取ることができます。

こういうやつです。

僕も今回、併せて購入しました。安いですしね。

 

下の穴は電源コード用です。

 

電源を入れると上部が光ります。ここのライトバーは再生中、一時停止中、Bluetoothのペアリングモードなどのステータスを示すほか、アレクサに呼びかけた時も光って「今聞き取っているよ」と知らせてくれます。ちなみに写真でオレンジに光っているのはセットアップ中だから。普段は白く光ります。

 

サイズ感はこの写真でおわかりいただけるでしょうか。一般的なお茶のペットボトルと並べてみました。コンパクトですよね。机の上や棚の上など、どこにでも置き場所が作れそうです。我が家では作業机の片隅に置くことにしました。

 

 

 

コンパクトサイズを忘れる、パワフルでクリアな音

さて、いよいよその音に触れてみましょう。

まず電源を入れた時に起動音が鳴るのですが、実はもうその時点で横にいた妻が「おお! 良いじゃん!」と感嘆の声を上げていました。

 

改めていくつか音楽を流してじっくり聴いてみると、ボディのコンパクトさからは予想できなかったパワフルな音。特に中〜低音域が豊かな印象です。

低音についてはしっかり重さを感じ、迫力もしっかり出ています。え、この音はどこから聞こえているの? まさかこの目の前の小さな円柱? という感じ。

力不足感は全くなく、音を聞いていて「苦しいな」と思う場面もありません。流石はBOSEといったところでしょうか。

 

全体的には他のBOSE製品と同じく音域全体に渡ってクセがなく、どんなジャンルの音楽でも、どんな人でも気持ちよく聞けるという感想です。見た目のデザインだけでなく音作りのデザインも「スッキリしている」のがBOSE味ですね。変に加工・強調してコク深さをひけらかすのではなく、素材の味を生かし切るような味付け。

それゆえにアーティストやクリエイターの意図を余すところなく伝えてくれますね。

 

そしてやはりSoundbar 700でも感じたことですが、アコースティック系のサウンドが際立ちますね。

個人的にBOSEの真髄はグランドピアノだと思っています。グランドピアノの音を目指して作っているのではないかと。それも天板を開けたグランドピアノ。わかる人います?

 

またこの『HOME SPEAKER 300』は360°スピーカーなので、部屋のどの場所にも音が広がり、どこにいても同じように聞こえるという特徴もあります。これが一点から音が聞こえるスピーカーと比べてなんとも自然な感覚。

音の立体感を感じられるので、ライブハウスやコンサートホールのようにも思えます。ますます音楽を聴くのが楽しくなりますね。

 

ちなみにイコライザはアプリの側で調節できて、高音と低音をそれぞれプラス側、マイナス側に調整できます。

 

 

 

日常に溶け込む高品質な音楽体験

このデバイスを一言で表すなら、この見出しのようになるのかなと。

小型の家庭用スピーカーであり、生活空間に馴染むデザインと機能です。なのにいざ音を鳴らしてみると音質は期待よりもだいぶ上で、満足度は高いです。

最近はAmazon Musicをはじめ音楽のストリーミングサービスも充実しています。アレクサが搭載されているこの『HOME SPEAKER 300』はこれひとつでストリーミングを開始できますし、浴びるように無限の音楽を楽しむライフスタイルもおすすめです。非常に贅沢な音楽体験ができるでしょう。

 

 

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