こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

早速ですがみなさんは、腕時計にこだわりはありますか?

といっても、何十万円もするような高級時計の話ではありません。数万円程度の予算です。

これまで愛用していたのは『ダニエル・ウェリントン』というブランドの時計。日本での取り扱いが始まってすぐ、そのデザインに惹かれて購入したのでした。

ところで最近は『スマートウォッチ』というジャンルがありますよね。僕も気になり始めていました。

しかしもともとダニエル・ウェリントンのデザインが非常に好みだったため、買い替えもあまり積極的になれず……Apple Watchなどの四角いデザインは全く好みではありませんでした。ちなみにダニエル・ウェリントンにはスマートウォッチのラインナップはありません。

しかし、以前より憧れていたアメリカの腕時計ブランド『FOSSIL』(フォッシル)がスマートウォッチを出しているのですが、これはデザインが存外に良いではありませんか。そこでFOSSILのスマートウォッチを自分の分と妻の分、2台揃って購入しました。

これを書いている現在が使い始めてちょうど3日経ったところです。

この記事では購入直後に軽く使ってみての感想を書いていきます。

 

購入したのはこちらの2つのモデル。FOSSILのQというシリーズで、左のExploristがメンズ、右のVentureがレディスとなっています。2018年12月現在の最新モデルはジェネレーション4(第4世代)という、2018年8月に発表されたモデルです。

両者の違いは本体のデザイン、サイズ、そして用意されているバンドのデザインです。搭載されているソフトウェアは同じなので、機能も全く同じです。

ネットでこのモデルについて調べてみると、男性でもレディスモデルのVentureのほうを購入している人もちらほら見かけますね。確かにExploristはサイズが結構大きめなので、手首の細い男性には大きすぎてしまうかもしれません。機能は全く同じなので、手首のサイズとの相談次第では賢い選択かもしれません。

 

 

さすが時計ブランド! のデザイン

スマートウォッチは大きく2つに分けられると思っています。四角いか丸いかではありません。ガジェットブランドか、時計ブランドかです。AppleWatchもそうですが、Appleの他にもSUMSUNGやASUSなどスマホでもおなじみの有名ガジェットブランドから多くのスマートウォッチが出ています。一方で、今回購入のFOSSILはもともと時計のメーカーです。

スマートウォッチは確かにガジェットなのですが、普段使いの腕時計でもあるため、ガジェット感が強すぎて玩具のようなデザインだったり、プラスチック感丸出しの質感だったりするのでは問題です。僕の場合は仕事柄、それに加えてスーツにも合うデザインである必要がありました。

その点FOSSIL Q ExploristとVentureは素晴らしく、重厚感のある本体デザインに色味も品がよく、一見スマートウォッチと気づかないほどです。スマートウォッチであることをいたずらに主張しすぎず、それでいて普通に時計として格好いい優れたデザインだと思います。これはハードボイルドです。

以前通勤中に見かけたスーツ姿のサラリーマンがお洒落で品の良いスマートウォッチをつけているのを見かけて『あの時計格好いいな! どこのブランドだ?』と思って調べてみるとFOSSIL Q Exploristだったということもありました。

また、バンド部分は交換可能で、革バンドの他にもメタルバンドや丸洗いできるシリコンバンドもあり、フォーマルからカジュアルまで自由自在です。

これまで使っていた時計でもバンドの交換は可能でしたが、ピンを外すために専用の小さな器具が必要でした。このFOSSIL Q ExploristとVentureではそのようなものは不要で、バンド自体にピンを外す機構がついているのも良いですね。専用の器具を取り出すという大きな手間が省けることで、本当に気分によって気軽にバンド交換ができそうです。

 

 

レザー&シリコンのバンドが良い!

僕が購入したモデルに標準で付属していたのは茶色のレザー&シリコンバンド。表面がレザーですが、裏面がシリコンです。僕はレザーバンドの時計が好きなので、黒のレザー&シリコンバンドも追加購入しました。

このレザー&シリコンバンドが、想像以上に良いんです。表面は大人っぽくしっかりした上質なレザーでありつつ裏面は汚れに強いシリコンですから、汗をかく場面でも革を傷めることなく使えますし、汚れが付着してもふき取ることができます。腕時計の革バンドというものは汗がしみこむと変色してしまいますが、その心配もありません。そして装着してしまえばシリコンは見えませんから、安っぽくも見えません。革素材のマイナス面をシリコンがすべてカバーしてくれているんですね、素晴らしい! 考えた人にはアイデア賞を差し上げたいです。

僕はこれまで使っていた時計ではバンドに汗がしみこんで革が傷んでしまい、手首にチクチクと痛いうえに汗をかく時期はかぶれのようになってしまって大変だったことがあります。このレザー&シリコンバンドではそのような心配がありません。

ガジェットである本体部分だけでなく、バンドにもこだわりとアイデアが詰まっている。この辺りも時計ブランドならではの部分かもしれません。

 

 

付け心地が抜群! スペック表に現れない付加価値

これはまだ購入する前、実物を見てみようと妻と二人で取扱店に行った時のことなのですが、店員さんに進められて実物を腕に装着した瞬間、その付け心地が非常に良いのに驚きました。バンドの硬さもちょうどよく、手首に装着した時の曲り方、ホールド感、手首を包む感覚がとても気持ちよかったんです。妻も同じことを感じたようで、後で「付け心地がよかったね」と興奮気味に話し合いました。この付け心地の良さが、ライバル品ではなくFOSSILを購入する大きなひとつのきっかけになりました。

考えてみればスマートウォッチは腕時計ですから、付け心地の良さは重要です。なにせ他のガジェットと違い、常に装着していて身体に触れています。しかし実物を手首に巻いてみるまで、そのような視点は全く持っていませんでした。

実際にこの付け心地は、一つ前のモデルからモデルチェンジに際してかなりこだわって改善した場所だそうです。便利な機能にたどり着く前に、付け心地の良さで感動させる。やはりこれも時計ブランドならではと言えるのでしょう。機能やスペックを列挙したスペック表には現れない、時計としての時計ならではの付加価値を味わいました。

 

 

竜頭(リューズ)の操作感もよし

スマートウォッチではよくある竜頭での操作。FOSSILでも同様です。押し込んだときにカチッというわずかなフィードバックがあり、ボタンを押したという感触を得られます。これって結構大切なんですよね。

真ん中の竜頭は押し込みでスリープからの復帰/ホーム画面/アプリランチャー呼び出しで、回転させると画面のスクロールです。この回転操作も軽すぎず、まさに普通の腕時計で竜頭を回した時の感覚。とても気持ちいいです。この気持ちいいスクロールは癖になります。

上下のボタンはそれぞれ設定したアプリを起動できます。僕は上のボタンに音楽の操作、下のボタンに予定リストを割り当てています。

ボタンが3つあることで、ただでさえ大きな本体と相まって見た目のゴツさが少し増していますが、使い勝手の面では正解だと感じます。

 

 

バッテリーの持ちは設定と用途次第、基本的には毎日充電

スマートウォッチで気になるのはやはりバッテリーがどのくらいもつかですよね。でも他の方のブログでレビューを見ていてもバッテリーの持ちについて、1日も持たないという方や丸1日大丈夫という方、2~3日いけるという方、様々です。スマートウォッチの機能の中にはバッテリーの持ちにダイレクトに関わる機能もありますが、それらが必要かどうか人によって違いますし、その設定次第で連続使用可能時間は大きく変わってきます。

しかも時計の用途が通知の確認だけなのか、音声入力でガンガンメモを取るのか、ブラウザーで調べものをしたりゲームをしたりするのかなど、用途によっても連続使用可能時間は変わります。

ちなみに僕の使い方では結構バッテリーを節約している方だと思うのですが、朝家を出て夜帰ってくるまで丸々12時間で50%も減らない程度でした。丸1日は余裕で行ける、でも2日は無理、というところです。基本的には毎日充電が必要そうですが、まあほとんどのスマートウォッチはそういうものです。

バッテリーの持ちを改善するための設定については、僕の設定を別記事でまとめています。

スマートウォッチのバッテリー消費を抑える7つの設定

よろしければご参考になさってください。

 

 

時計ブランドこだわりのスマートウォッチ

というわけでFOSSILのスマートウォッチ『FOSSIL Q Explorist HR』と『FOSSIL Q Venture HR』のご紹介でした。

スマートウォッチだけどガジェット感が出過ぎない、時計としてもしっかりした質感とデザインを備えた1台です。スマートウォッチが気になるけれど時計としての品質も妥協したくない、質感やデザインもしっかりしていてほしいという要望に応えてくれる、時計ブランドならではのスマートウォッチだと思います。

 

購入を検討している段階でいろいろと気になる機能面についても、別の記事にまとめています。

『FOSSIL Q Explorist HR』と『FOSSIL Q Venture HR』の購入前に気になる機能面9つの疑問へ購入後に回答!

 

バッテリー持ちを改善させる設定についても記事にしています。

スマートウォッチのバッテリー消費を抑える7つの設定

 

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