こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。
今回は最近買ったApple Watchの互換バンドがとても良かったので、それについて書きます。
Apple Watchを使っていると、便利だなとか本体のデザインがいいなとか以外にひとつ気づくことがあります。
それが、純正バンドの質の高さ。
特に箱から取り出して最初に触り、手首に巻いた時は感動しました。
最もスタンダードなスポーツバンドでも普通のシリコンと違ってサラサラしていて、手触りがとても良い。しかも柔らかくしなるので手首にしっかり巻きついてホールドしてくれる。
その辺の時計ブランドの時計よりもよほど手首に気持ちいいのですから驚きです。Appleがプレミアムブランドであると言うことを改めて認識するほど、よくできた腕時計バンドです。
さて、そんな純正スポーツバンドもさすがにずっと使っていると劣化してきます。表面のサラサラ感は次第に失われてきますし、やや硬くもなってきます。
さらに、スポーツバンドならではの弱点がひとつ。
それが”手首が蒸れやすい”ということ。
通気性が悪いというか全くない素材なので、仕方ないことなのですが、特に夏場は汗をかくと手首が蒸れてしまって気になったり、痒くなったりしてきます。
Suitisbest 編み込みナイロンバンド
そこで購入したのがこちらのバンドです。
ナイロン製のバンドで、編み込みのデザインになっています。
Amazonと楽天のどちらにも売っているのを確認しましたが、Amazonのほうが価格が1000円以上安かったので、Amazonで買うのがおすすめです。(僕が買った時の状況です)
ナイロン製の互換バンドは他にもたくさん売られていますが、こちらの製品は安く、しっかりしていて、見た目もいいと三拍子揃っています。
価格がスゴい
まず何より価格が安い。
こちらはなんと4本セットで2000円を切ります。激安の部類です。
ていうかそんなに要らないんですが……まあこの価格なら許せちゃう。
なんなら年に数回くらいなら、着る服に合わせて付け替えたりするかもしれません。
しかも、その価格の割に品質はしっかりしています。
一部、やや安っぽく感じる部分もありますが……許容範囲内だと思います。そのあたりは後の章で見ていきましょう。
個人的には、価格に対しての満足度はとても高いです。
結構しっかりしてる
さすがに絶対的な高品質というほどではありませんが、価格を考えたら充分以上に高品質だと思います。
カラーバリエーションも豊富で、どれも4本セットになっています。くすみカラーが特徴的で、普段の服に合わせやすいです。
僕はブラック、ダークグレー、アーミーグリーン、オレンジの4本セットを購入しました。
大部分を占めるナイロンバンド部は見た目通りの手触りで、ほつれや編み込みの乱れはありません。
伸縮性があって、引っ張るとびよんと伸びます。
Apple Watch本体と接続する部分は金具ではなく、プラスチックになっています。
マット仕上げになっていて、思ったよりもチープな印象は受けません。
逆に、バックル部分は商品写真で見るよりも幾分かチープな印象を受けます。
こちらはメッキ塗装されていますが、手に取ってみると安価なプラスチックの質感がわかってしまいます。
ただ一方でメッキ塗装はバンドの色によって細かく色が塗り分けられていて、例えば上の写真でオレンジのバンド(一番奥)には明るいシルバーのメッキになっているところが、ブラック(一番手前)のバンドにはよりマッチするダークカラーになっているのが分かると思います。
この辺り、よく作り込まれていると感じます。
Apple Watchに装着する
試しにブラックを装着してみます。
さすがに本体部分がオーバークオリティな印象にはなってしまいますね。そもそもナイロン製なので仕方ないかもしれません。
とはいえ、馴染みが悪いというほどではないと思います。
むしろ感心したのですが、接続部がマット仕上げになっていてApple Watch本体のアルミニウムケースとトーンが揃うんです。ここは予想以上にマッチしていて、ポイントが高いです。
手首に巻いてみましょう。
編み込みナイロンバンドは通気性がとてもよく、つけた瞬間から快適なのがわかります。
これまでの経年劣化したスポーツバンドの比ではないです。すごく良い。
また、軽量なのも良いですね。スポーツバンドの時に特別重いなどとは感じていませんでしたが、こっちに替えてみるとその重さの違いに驚きます。
手首が軽くなって、楽になりました。夏のお出掛けには身軽なほうがいいですよね。
そのまま丸一日過ごしてみました。
蒸し暑くてもペタッとしませんし、汗をかいても手首が蒸れず、痒くなりません。
ホールド性も問題なく、普通に使っていてズレてくることはありません。
見た目にも涼しげで、軽やかな印象になります。サンダルとか、夏らしいアイテムと合わせるとコーディネートとしても良さそうです。
気になる2つの点を差し引いてもお買い得
デメリットという言葉も違うような気がしますが……この商品の気になるポイントを挙げるなら、次のふたつになります。
- バックル部分の質感の低さ
- 着脱にやや手間がかかる
ひとつめの、”バックル部分の質感の低さ”については、先述の通り。
ふたつめの”着脱にやや手間がかかる”ですが、折り返しとバックルで留めるという構造上、どうしても片手で着脱しにくいです。
そもそもナイロン素材に伸縮性があるので、ぐいっと引っ張れば手を通すこともできるんですが、バックルの位置がズレやすいです。快適にピッタリ装着しようと思ったらやはり毎回の微調整は必要で、その微調整が片手では難しい。
何度か着脱してみて、やはり着脱性の良さはスポーツバンドには敵わないなと感じました。
Amazonの関連商品欄に表示される類似品にはバックルがなく、マジックテープで留めるタイプの商品もあります。そちらの方が着脱はしやすいでしょう。ただ、僕の場合はマジックテープが嫌だったのでこちらのバックル留めタイプを選びました。
どちらが正解かは重視するポイント次第だと思います。
一度装着してしまえばしっかり手首に巻きついて固定してくれるので、むしろズレてくることがなくて快適と言えるかもしれません。慣れてくればスポーツバンドの時+数秒程度で装着できますよ。
いずれにしても、4本セットで1,000円台という圧倒的な低価格がちょっとやそっとのデメリットは帳消しにしてくれるので、それほど気になりません。価格を考えると品質も使い勝手も充分以上。とてもお買い得と言えます。
手首周りの蒸れや痒み、汗の不快感を感じているApple Watchユーザーにはおすすめです。