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こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。
今回はスマホの通信プランの話です。
これまで数年使っていた楽天モバイルから日本通信SIMに乗り換えたので、それについて書きます。
僕のスマホ使用状況について
まず僕のスマホの使い方は、通信量はそれほど多くありません。
- 日々の空いた時間などにちょこちょこスマホを触る程度
- オンラインゲームや音楽ストリーミング、動画視聴などの通信量が多い使い方は外出先ではほとんどしない
月1~3GBくらいしか使わないような超ライトユーザーというわけではないのですが、ガッツリ使うわけでもありません。準ライトユーザーとでも言いましょうか。記録を見てみると、通信量はおおむね月に4~7GB程度でした。
楽天モバイルには準ライトユーザー向けのプランがない

2023年6月現在の楽天モバイルのプラン(最強プランという名称です)は段階制になっており、次のような料金形態です。
3GBまで | 980円(税込み1,078円) |
3GB超過 ~ 20GBまで | 1,980円(税込み2,178円) |
20GB超過後 ~ 無制限 | 2,980円(税込み3,278円) |
20GBを超えた後が無制限という、大容量の通信をする人に嬉しい内容になっています。ヘビーユーザーはうまみが強いでしょう。
一方で、3GBの次がもう20GBと大きく開いていますね。3GBはほぼ超えるけど20GBでは多すぎるという僕のような準ライトユーザーには無駄が多いプランになっています。
加えて、楽天モバイルには専用の電話アプリ『Rakuten Link』があり、このLinkから電話をかければすべての電話が無料なのですが、一方でLinkは通話音質がすごく低いんですね。
ガサガサと割れたような音声で、ノイズも多いです。相手の言葉が聞き取りにくく、聞き返すことも多くなります。また通信状況も安定せず、通話中に途切れては繋がるといったこともありました。
なので、僕は結局Linkを使うのをやめてしまい、電話の時は標準の電話アプリを使うことが多かったです。
電話をしなければいけないのってそこそこ重要な要件だったり相手だったりするので、余計にLinkの低品質通話じゃあちょっと……という感じなんですよね。
ただし、Linkを使わない標準電話アプリでの通話はプラス料金がかかるので、結局その分余計に支払っていました。
結局、最終的に2,500円~3,200円くらいの支払額になることが多かったです。
そこで乗り換え先の格安SIMブランドを探していたのですが、結構どこのブランドでも7GBとか8GBとかの容量のプランが多いんですね。
僕の使い方だとギリギリ足りないかもという不安が出てきます。足りない分は1GB単位で追加できるオプションになっている場合が多いですが、割高なので下手をすると楽天の料金を超えてしまい本末転倒です。
日本通信SIMのプランは”ちょうどいい”

さて、ドコモ回線を使っているMVNOである日本通信SIMには『合理的みんなのプラン』というプランがあります。
こちらは容量10GBと余裕があって1,390円(税込み)。
提示価格が最初から税込みっていうところが素晴らしいですね。
さらにひと月あたり70分の通話無料がついていて、標準電話アプリが使えます。70分は長話をする人でなければ充分すぎる量なので、実質電話無料と捉えてもよさそうです。
楽天モバイルの1,980円(税込み2,178円)との価格差は788円 + 電話料金ということになります。
これはずいぶん安くなる計算です。日本通信SIMのこのプラン発表時は、ほとんど価格破壊だと言われていました。
僕の使い方にもぴったりです。
しばらく使ってみてどうか
今この記事を書いている時点で、乗り換えてすでに2か月程度使っています。
通信品質については、特に不満はありません。
ページの読み込みが遅くてイライラすることもありませんし、体感は本当に楽天モバイルの時と変わらないです。
むしろドコモ回線なだけあって、楽天モバイルの時に圏外になっていた場所や不安定になっていた場所でもしっかり繋がっています。
ネットで調べると、昼の時間帯に通信が極端に遅くなるような情報もありましたが、僕の環境では今のところそういったことは起きていません。
もっと通信品質が落ちると思っていたので拍子抜けするくらいです。
オンラインゲームや動画視聴をするなら違うのかもしれませんが、僕はそういうのはやりませんしね。
というわけで、ライトユーザー的には本当になんにも不自由していません。
地域によっても差があると思うので一概には言えませんけどね。ちなみに僕は静岡県浜松市在住です。
日本通信SIMの注意点は2つ
と、ここまで良いことばかり書いていますが、僕が契約するにあたって気になった注意点も書いておきますね。
最初に事務手数料がかかる
最初の契約時に事務手数料がかかります。3,300円です。
他のキャリアや格安SIMブランドでも手数料がかかる場合は多いものの、頻繁に手数料無料キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンをやっている印象。
ですが日本通信SIMの場合はそういったキャンペーンもないので、ここは必要な初期投資と思って支払うしかありません。
まあ通信料がもともと安いので、数ヶ月で元が取れる計算です。
それからここは重要なのですが、日本通信SIMのスターターパックをAmazonで購入すると事務手数料が掛かりません。
スターターパックの料金は2,900円。普通に契約するよりも12%ほどお得です。
これを使わない理由はないので、絶対にスターターパックを買った方がいいです。
留守番電話はオプション
日本通信SIMでは留守番電話は330円のオプションとなっています。
ただこれも日本通信SIMに限った話ではなく、他のキャリアや格安SIMブランドでも、もともとオプション扱いの場合が多いです。
しかし、楽天モバイルでは”0円のオプション”という扱いのため、特に意識せず利用していたんですね。
留守電オプションを付けると、楽天との価格差は小さくなってしまいます。事務手数料の元を取るのも遅くなってしまう。
ただ、オプションですから好きなタイミングでつけたり外したりすることもできます。
たとえば今月は忙しくて電話が掛かってくるような用事も多いからオプションをつけておくとか、当面そういった予定がないからオプションを外しておくとかいったことができます。
また、留守電オプションを付けても楽天より安い金額なので、うまみが薄くなるというだけで、どちらにしても損はしません。
僕の場合は、わざわざオプションをつけなくても、必要そうなら掛けなおせばいいやと思ったので、つけていません。なにせ70分まで電話無料なので。
ちなみにここまで2ヶ月ほど使用して、留守電がなくて困ったことはまだありません。
メリットしかなかった
もちろんスマホの使い方は人それぞれですし、それゆえ乗り換えの効果も人それぞれです。
とはいえ僕の場合はデメリットがこれといって見当たらず、値段はかなり下がったので、乗り換えて正解でした。
月々かかる固定費は少しでも安いほうがいいですからね。
我が家では妻が楽天経済圏にどっぷり浸かっているユーザーということもあり、妻は楽天モバイルのままです。
キャリアを分けることは、通信障害時や災害発生時などのいざという時に2人揃って通信不能にならないように、リスク分散の意味もあります。
そういうわけで、僕にとっては日本通信SIMはピッタリな選択でした。
僕と同じようなスマホの使用状況の人にはとてもお勧めです。
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