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こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。
今回はEdifier W820NB Plusというワイヤレスヘッドホンを購入したので、レビューです。
W820NB Plus
今回購入したW820NB Plusは、EdifierのW820NBというモデルの改良版です。主な違いはW820NBがBluetooth5.0対応なのに対してPlusはBluetooth5.2対応であることと、LDACに対応していること、ノイズキャンセリング機能が強化されていること。マイナーチェンジ版といったところですが、LDAC対応は嬉しいポイントです。
その他、目立つ機能は次のとおり。
- ノイズキャンセル機能
- 外音取り込み機能
- 低遅延ゲームモード
- 49時間連続再生
- 有線接続にも対応
- USB-C充電
最近のワイヤレスヘッドホンに求められるものは概ね満たしていると思います。
質実剛健なデザイン
本体は奇をてらわず、ヘッドホンという言葉からイメージする通りのシンプルかつ質実剛健なデザインです。飾りのための要素はなく、ヘッドバンド部はがっちりしています。
装着した時のシルエットは頭にややボリュームが出るでしょうか。一方で耐久性は期待できます。
頭頂部に当たる部分にはぷっくりとしたクッションがついていて、耳当てと合わせて直接頭に触れる部分は柔らかい素材で統一されています。
このクッションはふにふにとしていて柔らかいだけでなくしっとりとして密着感に優れる特徴も持っていて、眼鏡をかけていても快適に装着できる、としています。
耳当て部はまん丸ではなく、楕円が斜めになっています。より耳にフィットするつくりで、見た目よりも機能性重視のデザインが見て取れますね。
実際、装着してみるととても収まりが良く、頭から耳にかけてガッチリとホールドしてくれます。激しい運動となれば話は別でしょうが、日常生活の中での身体活動程度の動きでずり落ちてしまうことはなさそうです。
重量が220gと軽いのもポイントですね。
飾り気や無駄がなく、実用に特化しているあたり、なんともハードボイルドではありませんか。好感触です。
価格優位性
同程度の機能を持ったライバル機といえる『Anker Soundcore Life Q35』の価格は定価11,990円、実売価格も同じです(僕調べ、2023年6月時点のAmazonの価格です)。
それに対してEdifier W820NB Plusは定価10,980円、実売価格8,999円(同上)。
定価はおおむね同程度なのに対して実売価格がずいぶん安くなっていて、お買い得品と言えます。
さらに僕の場合はAmazonのタイムセールで購入しましたので、7,649円で購入することができました。
Edifier W820NB PlusとAnker Soundcore Life Q35は搭載している機能もほぼ同じなのにこの価格差。
ライバル品と比べてもお買い得であることは間違いありません。
音響ブランドならではの音質
音響ブランドには50年以上の歴史を持つブランドがゴロゴロいるので、その中にあってEdifierは老舗とは言いにくいですが、それでも1996年設立なので、30年近い実績は持っています。
実際、特に中〜高音域でとても素直な音が鳴ります。
スピーカーから鳴っている音に近いような印象で、自然なフィーリングです。外音取り込み機能をオンにするとますますそんな印象が強まります。
嫌味のないバランスで、調整の妙を感じます。
特徴の強い味付けというよりは、全体としてまとまりがいい方向を向いています。そのあたり、やはり音響専門ブランドとしての矜持でしょうか。トータルバランスに優れていて、長時間聴いていても疲れにくいと思います。
優れたAV機器が選出されるアワードであるVGP2023で金賞を受賞していることも、その音質の確かさに箔をつけています。
低音についてはややぼんやりしているという印象を持つ人もいるかもしれませんが、僕的には不満というレベルでは全然ないです。むしろ価格を考えれば充分以上のパフォーマンスは出ています。
全体的にしっとりした曲の方が実力を引き出せるように思います。
LDAC対応なので、より高音質で音楽を楽しみたい場合にも対応できます。
ただ、iPhoneの人はiOSがLDACに対応していないので、その点は注意です。
こちらのようなDAPを使うとiPhoneの場合でもLDACで楽しめるので、そこを重視する場合はセット購入がおすすめです。
気軽に使える高コスパの逸品
これだけの機能が揃っていて、これだけの音質で、これだけの使いやすさで、この価格。
そう考えるとW820NB Plusのコスパの良さはどうかしちゃってます。
1万円でお釣りが来る価格でこの機能・性能なら、僕としては大満足です。同クラスの他メーカーのモデルと比べてコスパは非常に高いですし、普段使いには充分です。
誰にでもおすすめできる、トータルバランスとコスパに優れた良いヘッドホンです。ワイヤレスヘッドホンを1万円以下の価格帯で探しているなら、最有力候補になるでしょう。
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