こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

今回は記事タイトルではiPhoneとしていますが、iPhoneに限らず最新のスマホなら関連してくる話だと思います。ちなみにマニアの方はこんな記事見なくても分かり切った話だと思うので、どちらかといえば正直よく分からんという人向けに書いています。

 

先日発表されたiPhone 12、とても良さそうですよね。みなさんは買いますか?

僕は今使っているiPhone 7の購入から丸4年たち、バッテリーがもうだいぶヘタってきていたので、迷わず予約しました。今は届くのを楽しみに待っているところです。

 

さて、iPhoneに限らずスマホの買い替えとなるとケースやフィルムなどアクセサリー類も一緒に買い替えになる人が多いのではないでしょうか。今回はそんな人でも忘れがちな『Wi-Fiルーター』について書きます。

 

 

ちなみにWi-Fiルーターと言われてもピンとこない人はインターネットの線に繋がっているモデムのあたりを確認してみてください。バッファローとかNECとか富士通あたりのブランド名が書いてある、LEDライトがピカピカ光っている端末があれば、たぶんそれです。

 

 

そのWi-Fiルーター、古くないですか?

多くの方が自宅でWi-Fiを使っていると思いますが、そのルーター、買い替えたのはいつでしょうか。

多くの方は数年に一度も買い換えないくらいではないでしょうか。インターネットに繋がらないなどの故障・不具合が出て、はじめて買い替えるため家電量販店を訪れる…………わかります。

 

でも、最新のスマホを使っているならちょっと待ってください。そのままでは非常にもったいないんです。

というのも、Wi-Fiの規格はどんどん改良されて、最近のルーターでは以前と比べてとても快適な高速通信が可能になっているんです。

最新のスマホも当然そういった新しい規格に対応しています。つまり、古いルーターを使い続けるというのは、せっかく高価な最新スマホを買っても、その能力を全然引き出せていないまま使っているということなんです。そんなもったいないこと他にありますか?

 

 

最新のスマホは『Wi-Fi 6』に対応している

さて、その最新の規格と言うのが『Wi-Fi 6』と呼ばれるものです。『11ax』と表記されることもあります。

スペック的なことを並べ立てるのがこの記事のメインではないのでざっくり説明しますが、まず従来よりだいぶ速くなり、同時に繋ぐ機器が多くなっても繋がりにくいだとか遅くなるだとかの症状にならなくなり、バッテリーの節約にもなるという新世代のスゴい規格です。

 

iPhoneでは11と11 ProからこのWi-Fi 6に対応しています。

ざっくり言ってしまえば、iPhone 11以降を使っている人なら、ルーターを変えるだけで普段のブラウジングやゲームデータのダウンロード、ストリーミング動画の鑑賞が非常に速くなってめちゃめちゃ快適、という話です。

 

Androidの人はすみません、僕自身があまり詳しくないので機種名までは明言できませんが、最近の機種なら対応しているものが多いようですよ。確認してみてください。

 

 

Wi-Fi 6対応ルーターの候補

現時点で家庭用途のWi-Fi 6対応ルーターはそう多くありません。値段と性能のバランスを考えつつ、選びやすいのは以下の3モデルくらいでしょう。

 

TP-Link Archer AX20

TP-Linkというのはスマートホーム関連ではすっかり定番になっていて、家庭用・業務用のWi-Fiルーターでも定評のあるブランドです。

このArcher AX20は今回挙げる候補の中で一番安く、かつ十分な性能を持ったモデルです。最大通信速度がiPhone側の性能とぴったり同じなので、このモデルで不足はありません。何年も前のルーターを使っているのなら、とりあえずこれに変えるだけでも効果を実感できるでしょう。

 

TP-Link Archer AX50

こちらは上の機種の上位版。最大通信速度がiPhoneの性能よりかなり速いです。つまりルーター側に余裕があるということ。数年後にさらに高速通信に対応したiPhoneが登場してもやっていけるということです。

 

NETGEAR RAX40

こちらはNETGEARという、同じく家庭用・業務用Wi-FIルーターで定評のあるブランドです。モデル的には上のTP-Link Archer AX50のライバル機になるところで、性能などは同程度。スペック上の最大通信速度も同じです。

TP-Linkと比べて値段が少し高いのが気になるところでしょうか。

 

 

TP-Link Archer AX50

というわけでiPhoneに先駆けて購入しました、Archer AX50です。

バッファローとかNECとかの縦置き型でアンテナも内蔵のルーターと比べてしまうと、少し大きく見えるかもしれません。

でもアンテナは当然内蔵型よりも立っていた方が高性能ですし、この手のルーターの中では標準〜むしろ少し小ぶりくらいのサイズだと思います。ちなみに背面に壁掛け用の穴もあるので壁に掛ければサイズの問題は解決すると思います。

 

ぶっちゃけ数年前のアンテナ内蔵型国産ルーターを使っているなら、この手のものに変えるだけで『いままではなんだったんだ』というくらい快適になると思います。以前の僕がそうでした。

 

 

いい点

この記事を書いている時点でまだWi-Fi 6対応のスマホを持っていないんですが、実は古いスマホでも充分に恩恵があります。端的に言って速くなります。

妻が「いつも時間が掛かっていたゲームデータのダウンロードが一瞬で終わった!」と喜んでいました。もうこれにつきます。

僕もブラウジングをしていて、明らかに読み込みが早くなったのを実感しています。引っ掛かりが減ったとでも表現しましょうか。

 

この機種の、なのか、最近のルーターではメジャーな機能なのか分かりませんが『スマートコネクト機能』というものがあります。これが個人的には非常に便利で重宝している機能。これについて少し解説します。

そもそもWi-Fiの電波には2種類あります。これは周波数が違う2種類なのですが、次のような特徴があります。

  • 『2.4GHz帯』……標準。通信速度はそこそこ。壁越しの通信でも電波が弱くなりにくい。
  • 『5GHz帯』……通信速度はより速いが、壁越しの通信では電波が弱くなる。

通常はこのどちらかを選んで接続しなければならず、切り替える時はスマホのWi-Fi設定を変える必要があります。

しかし、Archer AX50では『スマートコネクト機能』によりこの2つをミックスさせることができます。つまり、ルーター側でその時々の電波状況に合わせて速い方を繋いでくれます。特にスマホ側での操作は必要ありません。これがとても快適。家のどこにいてもベストなパフォーマンスを発揮してくれます。

 

 

気になる点

発熱が結構あります。

棚の上などに設置する人が多いかと思いますが、そのまま置いておくのがちょっと心配。チョコレートならすぐ溶けるくらいの熱はあります。そのまま売っているくらいなのでそれでも大丈夫な耐久性はあるのでしょうが…………。

 

専用の縦置きスタンドを使うなどして背面にスキマを作ってやればいい感じに熱が逃げてくれます。

 

ちなみにわが家ではとりあえずの措置としてペットボトルのキャップで底上げしておきました。底面に1cmでも隙間があれば結構いい感じに排熱してくれます。消しゴムとかでもいいと思います。

一度設置したら頻繁に触るものでも、見るものでもないと思うので、少しくらい不恰好でもまあ許容範囲かなと思っています。

 

今回ご紹介したルーターはどれも、ほとんどの人にとって性能・機能と価格においてバランスのいい選択肢だと言えるでしょう。

正直、家庭での用途としてはこれ以上の性能を求めるなら、まずインターネット回線の契約から見直すべきだろうという気がします。それにスマホやタブレット、PC側もそれに見合った超高速通信対応の機種である必要があり、そんなものは現状ほぼないので、(業務用ならともかく)家庭用でこれ以上の性能を求める意味はないと僕は思っています。

Wi-Fi 6対応のスマホでなくても、充分にこれまでと比べて快適になる最新のWi-Fiルーター。Wi-Fi 6対応のiPhoneならその性能をいかんなく引き出してくれることでしょう。予約したiPhone 12が届くのが楽しみです。

というわけで、最新のスマホを使うならWi-Fiルーターもセットで新調しよう! というお話でした。

 

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