こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

今回は車の中で聴く音楽をより楽しむためのカスタマイズ未満のカスタマイズをご紹介します。車いじりができない人でもできるレベルの、非常に手軽なものに限定しています。

 

高級な専門カーオーディオに換装したり、内張りを剥がして吸音材を詰めたりはしませんので悪しからず。そういうのは僕自身手を出していません。上級者向けということで、他の方のブログをご参考になさってください。

以下は初級者向けとして、あくまで手軽にできる範囲のものです。でも効果はとても高いおすすめのものもありますよ。

 

 

静音化

まずは走行音やエンジン音など、車で音楽を聴くのにあたって雑音となる音を減らすアイテムを紹介します。

 

『エーモン 静音計画 ロードノイズ低減マット』

これは非常に手軽でコストも安く、効果が体感できるのでおすすめ度が高いアイテムです。

 

車で走りながら音楽を聴くうえで最も大きな雑音とは走行音、ロードノイズです。

車であるがゆえに当たり前に出る音であり、仕方のないことではあるんですが、このアイテムで軽減できます。

 

使用法は簡単で、足元のフロアマットの下に敷くだけ。はさみで切ることができるので適当な大きさと形に整えましょう。フロアマットの下に敷くので見た目は変わりません。

 

実際に走行してみると、明らかにロードノイズが減っているのが体感できます。

音の発生源から遠のいた、または壁一枚隔てたような印象で、音楽のことを抜きにしても車の静粛清を高め、乗り心地アップになります。

 

このエーモンというブランドの『静音計画』シリーズはいろいろなバリエーションがありますが、効果はモノによって大きかったり、気休め程度だったりします。その中でも手軽さに対して効果の高さが非常に優秀なのがこの床下マットだと思います。

 

 

 

『エーモン 静音計画 ビビリ音低減モール』

こちらは先と同様、エーモン『静音計画』シリーズから、ダッシュボードとフロントガラスの間の隙間を埋めるためのゴムモール。

 

この部分に押し込んで埋めるように設置します。

 

期待できる効果はエンジン音の低減。といってもその効果はわずかです。

正直、ほとんど効果はわからないレベルです。プラセボ程度の効果は得られるでしょうから、自己満足の方が大きな効果かもしれません。まあ隠れ上質感アップアイテムだと思ってもいいでしょう。

 

それから車種や個体の差が大きい話ですが、この箇所が原因のビビり音がある場合は、ゴムモールを挟むことでそれを解消できますから、効果が大きいと言えるでしょうね。まあもともとそういう製品ですしね。

 

副次的な効果ではありますが、個人的によかった点がひとつ。

 

夏場、この箇所の隙間からダッシュボード内の何かの配線がちょこっと飛び出てきてしまうことがありました。見た目も悪いですし運転中に気になってしまうのと、指で押しこんでもまた出てきてしまう。困ったというほどではありませんが不快でした。

 

このモールを設置してからはフタの役割になり、そのように何かのケーブルがコンニチワすることがなくなりました。すっきりとしたダッシュボードが維持されて見た目も綺麗ですし、運転もしやすくていいですね。

 

 

 

音質改善

続いて、車で聴く音楽の音質についても考えていきましょう。

 

USBメモリ

最近の車はスマホとBluetooth接続して音楽が流せたり、USBメモリに保存した音楽が流せたりしますよね。少し古い車だとそういう機能がないのでFMトランスミッターなどを利用することになるでしょうか。

 

ちなみに僕が乗っているマツダ『アテンザ』(現Mazda 6)も含めて近年のマツダ車はすべてマツダコネクトという統合車載システムにスマホ連携、ならびにUSBミュージック機能がついています。

 

音質で言えば、USBメモリ > スマホとBluetooth接続 >>> FMトランスミッター といったところでしょう。

 

スマホとBluetooth接続すると使い勝手がいいのは確かですが、スマホのバッテリー残量を気にするのが煩わしいんですよね。そのうえ音質はUSBメモリに保存した音楽を再生する方が上です。USBメモリからの音楽再生に対応している車であればおすすめです。

僕もUSBメモリを1本用意してカーオーディオ専用にしています。

 

最近はUSBメモリもだいぶ安くなりましたよね。粗悪品も出回っているようですが、不自然に格安なものや怪しい販売元を避ければ大丈夫です。Amazon.co.jpからの販売なら安全牌でしょう。

 

僕が使っているのはこちらの商品。非常に小型なことが2つのメリットを生んでいます。

 

まず車内のコンソール付近で邪魔になりません。車の内装レイアウトにもよりますが、限られたスペースで小物を置いたりスイッチ類が密集している場所に常に鎮座することになるUSBメモリですから、小さくて邪魔にならないに越したことはありません。

 

そして次に、USBメモリ自体が走行の振動で揺さぶられることがなく、安定してUSBポートに収まっています。接続やデータの読み出しにとっていい環境と言えます。

 

以前は昔購入した別のUSBメモリを使っていて、頻繁に音飛びやまれに接続不良があったのですが、こちらのUSBメモリに替えて解決しました。

 

 

 

曲データの保存形式

技術的なことはありますが、ざっくり言ってMP3形式よりもAAC形式(.m4a)のほうが音質が良いとされています。カーオーディオのシステムがこちらに対応しているのであれば、CDからPCに取り込む際などにAACで取り込んでおくことで音質向上が期待できます。

 

(ちなみにマツダ車はマツダコネクトのUSBミュージック再生機能でMP3形式のほかAAC形式(.m4a)に対応しています)

 

ただしこれについては気休め程度に思った方がいいと思います。もともと車の中のオーディオは走行音やエンジン音などノイズがあるのが当たり前ですし、そんな状況で神経質になるほどの違いがMP3とAACであるのかと言われれば微妙だと思います。

僕自身、選べるときはAACを選んでいる、という程度で、プレイリスト内は両方の保存形式が混在しています。

 

 

安くて手軽だからこそおすすめ

いずれにしてもカーオーディオって、外で、ましてや車で聴く以上は完璧な音響環境を実現するのは無理な話ですし、高額だったり手間が大きかったりする改造までする気にはなれないんですよね。そういうハイクラスオーディオは家の中で楽しむものだと思います。

 

でも、ちょっとしたことで上質感が増したり音がよくなったりするなら、やってみる価値はあるかなと思います。今回取り上げたものはどれも安価にできることですし、車いじりの知識と技術も不要なのでおすすめです。

 

 

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