こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

今回はWi-Fiルーターを買い替えてメッシュWi-Fiを導入しました。

 

 

 

実は最近引っ越しをしたのですが、新しい家に来てからというもの、どうにもWi-Fiの電波が弱くて困っていたんです。速度が思うように出ないばかりか、途切れてしまうこともありました。

 

どうやら鉄骨コンクリ造の家では電波が届きにくいのは定番の悩みのようですね。同様の悩みを抱えた人たちの解決法として定番なのが、最近話題のメッシュWi-Fiです。

 

うちは以前からTP-LinkというメーカーのWi-Fiルーターを使っているので、今回もTP-Linkの製品から選びました。

 

 

TP-LinkのメッシュWi-Fiの選び方

こういう製品って型番や商品名を見ても性能などが分かりにくいので、選ぶときに苦労しますよね。

ここでは自分の備忘録も兼ねて、TP-LinkメッシュWi-Fi製品の選び方を解説します。

 

まず、TP-LinkメッシュWi-Fi対応のルーターはDECOという名前のシリーズになっています。

 

さらにDECOの中にもM○○という品番になっているシリーズとX○○というシリーズがありますが、Mシリーズの方は価格が安い代わりにWi-Fi 6に対応していないので、今から買うならWi-Fi 6対応であるXシリーズがおすすめです。

 

さて、Xというアルファベットの後の数字は2022年初頭現在のラインナップでは20、60、90があり、数字が大きいほど性能が高く……つまり通信速度が速くなります。

 

ではズバリどれを買えばいいかですが、iPhoneなどのミドルクラス〜ハイエンドクラスのスマホを使っている人なら、X60がその通信速度の性能と揃えられるのでおすすめです。

 

下位モデルのX20ではスペックが低いのでiPhoneの性能を使いきれませんし、上位モデルのX90ではiPhoneと比べてオーバースペックすぎて今度はルーター側の性能を使いきれません。

 

 

TP-Link DECO X60

というわけで購入したのはTP-LinkDECO X60というモデル。

ユニット1つから3つまでのセットがありますが、今回はユニット2つのセットを買いました。

写真はユニット1つだけですが、同じものがもうひとつ入っています。メイン機とサテライト機の差はないようで、全く同じものが入っています。

 

同梱物はクイックスタートガイド、保証書、それからLANケーブル。

このLANケーブルは平たいケーブルのタイプで強度もしっかりありそうで使いやすそうでした。ただ、カテゴリーいくつなどの情報がケーブル自体に書かれていないのでスペックが分かりませんでした。

 

 

 

“わきまえた”デザイン

デザインについてはもともとあまり重視していませんが、要点はしっかり押さえています。

Wi-Fiルーターなんて部屋の中で目立ってほしいものでもないですし、目に入る場所に置くのでもありませんから、質感とかカッコいいデザインとかは求めるだけ無駄ってものです。

その点、このX60はシンプルかつミニマム。悪目立ちせず邪魔になりにくいのは良いですね。

 

それでいて、特徴のないチープな外観というわけでもありません。しっかりデザインされていて計算されたシンプルさは好印象です。

なんにせよ、トゲトゲしたアンテナが何本も出ているようないかついデザインでないのは歓迎です。

 

 

また、本体が筒型ということで比較的コンパクトなのも嬉しいところ。前後左右に広いスペースがない棚の上などにも設置できます。

ただ、正直な感想として「考えていたよりもデカい」とは思ったので、それも記しておきます。写真や画像の印象よりも大きいです。筒型の本体の直径は12センチくらいあるでしょうか。

 

そして特徴的なのがこちらのACアダプタ。差し口から横に長くなっています。他のコンセントと干渉しないように配慮されています。

このケーブルもLANケーブル同様、少し平べったくなっていて柔らかいケーブルです。

 

 

 

メッシュWi-Fiとして

当然ながらメッシュ対応ですから、ユニットを複数設置することでユニットひとつでは電波が弱くなってしまうような場所もカバーできます。

例えば以下のような場合ですね。

  • 鉄骨コンクリ造の家で電波が届きにくい
  • ルーターを設置しているのと違う階
  • ルーターの設置場所と離れた部屋

 

複数のユニットが連携することにより”電波弱いから通信遅い”を解消することができるのがこの種の製品の良いところ。

また、ユニットは必要なら後から買い足して追加することもできます。

 

普通の中継機と呼ばれるタイプのものと違って複数のユニットでひとつのシステムとして認識されるので、いちいち手動で繋ぎ直す必要もなく、その時々で最適なユニットが効率よく働いてくれます。

 

今回は1階と2階にそれぞれひとつずつ設置してみました。

 

 

快適性

肝心なのは快適に通信できるかという点ですよね。

 

特にメッシュということで、安定性は大きく改善しました。

これまで電波の届きにくかった場所でもしっかり電波が入り、iPhoneのステータスバーに表示されるWi-Fiアイコンもしっかり電波強度最大を示すようになりました。

ウェブブラウジングの速度も体感レベルで明らかに速くなっています。

 

試しにスピードテストもしてみました。

<今までのルーター>

 

<同じ場所、DECO X60>

 

これは……以前が遅すぎですね。

 

 

有線接続ポートは少ない

注意点ですが、ユニットひとつにつきLANポートは2つしかありません。

この2つはどうやらINとOUTの両対応のようです。

 

まずインターネットに接続しているモデムのそばにメインとなる1台を置くと思うのですが、当然モデムから有線で繋ぐことになりますから、残りのポートは1つです。完全に有線で繋げられるデバイスは1つだけということですね。

 

メイン機以外のユニット(サテライト)も2つずつしかポートがありませんから、有線接続したいデバイスが多い人はDECOの置き場所とデバイスの台数を確認しておきましょう。

 

まあ、サテライトから有線で接続してもメイン機とサテライトの間は無線になるのであまり意味がないと思いますし、そもそも今の時代に有線で接続したいデバイスがどれだけあるかって話ですが……。

安定性が重要なゲーム機でさえWi-Fiがスタンダードな今どき、優先接続にこだわる必要があるのはプロゲーマーくらいではないでしょうか。

デメリットというには重要度が低いポイントかと思いました。個人的には全然気になりません。

 

 

 

快適なWi-Fi環境は必需品

考えてみれば、以前と比べて本当にいろんな機器がネットワークに接続するようになりました。

PCだけでなく、スマホ、タブレット端末、ゲーム機、家電製品、アレクサたちもみんなWi-Fiを使っています。家族の人数分それらがあると思うと、案外簡単に数十台にのぼってしまいます。

現代の住宅環境というのはそれだけ通信の重要性が上がっているわけですね。

 

だからこそ、家中をカバーして安定している快適な通信環境は現代の必需品と言えるのではないでしょうか。

メッシュWi-Fiは家の中どこでも電波最大強度を確保できて非常に便利です。Youtubeの動画をよく見るとかスマホやタブレット端末に触る時間が長いとか、そういう人は投資して決して後悔しないものだと思いますよ。

 

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