2021年6月25日追記

こちらの記事で紹介しているKindleオーナーライブラリーのサービスは2021年1月で終了しています。

 


こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

Kindle端末を持っている人が月に1冊、Kindle本を無料で利用できる『Kindleオーナーライブラリー』というサービスがあります。

月に1冊とはいえ無料は非常にお得なので利用しようとするのですが、これがいまいち利用法がわからない。AmazonのサービスはUIがちょっと不便で分かりにくいことも多いんですが、中でもKindleオーナーライブラリーのわかりにくさはトップクラスだと思います。

というわけで自分の備忘録も兼ねて、この記事ではKindleオーナーライブラリーの利用法をまとめていきます。

 

 

 

Kindleオーナーライブラリーとは

どんなサービスか。

ずばり、対象の本であれば月に1冊まで、無料で利用できます。

 

この「無料で利用できる」というのが「購入できる」ではない点がミソで、実際のところ購入というよりレンタルです。一度にレンタルできるのは1冊まで、一度レンタルしたら次にレンタルできるのは次月です。

レンタル中の本は「利用を終了」(返却のようなもの)するまでは購入した本と同様にライブラリに表示され読むことができます。

1ヶ月以上経っても利用を終了しなければずっと読むことが可能。

ただし、次の1冊をレンタルするときは前の本の利用を終了することが条件となります。同時にレンタルできるのは1冊だけというわけですね。

 

Prime ReadingKindle Unlimitedの超超限定版というイメージでしょうか。

Kindleデバイスを持っている人はPrime会員が多いと思うのでPrime Readingは使えるかと思いますが、Kindle Unlimitedに登録している人はその中の一部でしょう。

KindleオーナーライブラリーKindle Unlimitedの対象本が対象になっていることが多いです。Unlimitedに登録してないよと言う人には少しお得ですね。

 

 

利用条件

  • Fireタブレットを含むKindleデバイスを所有していること
  • Prime会員であること

以上2点が条件です。

 

iOS用のKindleアプリではダメで、あくまでKindleデバイスと言えるハードの所有が条件です。

本を借りるのも読むのもKindleデバイス限定です。

例えばKindleデバイスで借りた本をiOSのKindleアプリにダウンロードして読むことはできません。

 

条件はあるものの、Fireタブレットでも使えるのはかなりお得ですね。Fireタブレットなら普通に買っても安いモデルなら6,000円程度ですから、毎月Kindleオーナーライブラリーを利用していれば1冊500円としても1年で元が取れてしまう計算です。

 

 

利用法

本を借りるのも読むのもKindleデバイス限定なので、Kindleデバイスで目的の本の画面を開きます。

 

対象本の見分け方

対象の本には『無料で読む』という黄色いボタンと、その下にグレーの文字で「Kindleオーナーライブラリー」という表示が出ます。

表示が小さく目立たないのでわかりにくいですね。この辺り不親切なUIです。

 

この『無料で読む』ボタンをタップすればレンタルできます。

 

 

 

対象本の探し方

Kindleオーナーライブラリーは対象本の探し方がとてもわかりにくいんですが、上にも書いた通りKindle Unlimitedの対象本が対象になっていることが多いです。ほとんど同じラインナップと言ってもいい。

ですからKindle Unlimitedの対象本から探せばいいわけです。

あるいは、もっと確実に対象本を知りたい場合は『Prime対象』のキーワードで検索すると対象本が絞り込めます。

 

ここにリンクを貼っておきますのでここからも対象本が確認できます

<Kindleオーナーライブラリー対象本>

この画面のままだと本が多すぎて探しにくいですが、カテゴリーや評価などで絞り込めば探しやすくなりますよ。

ただしレンタルはKindleデバイスからしかできませんのでご注意を。

 

本の利用を終了する

レンタルしている本がある状態で次の本をレンタルしようとすると次のような画面が表示されます。

 

 『コンテンツおよびデバイスの管理』をタップするとAmazonのアカウントにログインして設定画面に切り替わります。

普通にAmazonのアカウント管理画面からこの画面にアクセスしてもOK。この操作はKindleデバイスでなくても大丈夫です。

 

Kindleオーナーライブラリーでレンタル中の本は上のように本の名前の下に表示があります。

 

「…」のボタンをタップするとこのようなポップアップが出ます。

ここで「この本の利用を終了」を選択すると、次のような確認が出るので本の利用を終了しましょう。

 

これで次の本がレンタルできるようになりました。

 

利用しないと損!

無料のサービスなのでPrime会員でKindleデバイスを持っている人は使わないと損なんですが、いかんせん説明も不十分ですしUIもわかりにくい。本の返却まわりの操作手順もちょっと面倒です。

AmazonのUIはたまに垢抜けないところがあるんですが、まさにKindleオーナーライブラリーもそうと言えるでしょう。

 

ただ、なんと言っても無料というのは大きな大きなメリットですから、積極的に利用していきたいですね。Kindle Unlimitedとほとんど同じラインナップなので人気の本も多く、種類も豊富です。いくつか「あとで読む」的にチェックしておくのもいいですね。

 

対象本が確認できます

<Kindleオーナーライブラリー対象本>

この画面のままだと本が多すぎて探しにくいですが、カテゴリーや評価などで絞り込めば探しやすくなりますよ。

ただしレンタルはKindleデバイスからしかできませんのでご注意を。

 

 

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僕も百合小説を書いていまして、拙作『黒鷺は花を食む』『ブレンドと春霞』をKindleストアで販売中です。

こちらもオーナーライブラリー対象のほか、Kindle Unlimitedの人は無料で読めます。購入するならそれぞれ460円です。おかげさまでご好評をいただいています。

もしよろしければぜひご一読ください。

 .

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