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こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。
今回はAmazonのディスプレイ付スマートスピーカー『echo show 5』を購入したのでレビューします。
ハードボイルド目次
Alexa(アレクサ)搭載スマートスピーカーの大本命!
今回購入したのは『echo show 5』という、AmazonのAlexa(アレクサ)を搭載したスマートスピーカーの中でも5.5インチディスプレイを備えるモデルです。
このモデルの特徴はなんといってもどこにでも置けるコンパクトサイズとディスプレイ表示により『スピーカー』に留まることなく『置き時計』の役割を兼ねること、そして価格が1万円を切ることです。
echoシリーズでディスプレイ付のモデルは大型で値段も高い『echo show』と、すでに販売終了となった小型・円形ディスプレイの『echo spot』がありましたが、この『echo show 5』はまさにその中間のちょうどいいサイズ。値段も安く、まさに決定版と言えるモデルです。
今回はそのecho show 5と、アクセサリの専用スタンドを購入しました。両方を一度にご紹介すると長くなるので、echo show 5については本記事で、専用スタンドは別記事に分けてご紹介します。
開封
ではさっそくパッケージを開封していきましょう。箱の背面下部から開けていきます。
パッケージのふたを大きく開くと、裏面にはAmazonの矢印マーク。可愛いですね。そして早速echo show 5本体がこちらを覗いています。
本体を取り出すと、その下に隠れていた『echo show 5』の文字が目に飛び込んできます。これはスタートアップガイドでした。
よく見ると本体に合わせて箱の中に斜めの台紙があって、そのおかげで開封した時に本体やスタートアップガイドが自然とこちらを向くようになっているんですね。スタートアップガイドにしてもただ単に同梱されているというだけでなく、手元に届いたecho show 5へのワクワク感を高めるような、例えるなら映画のタイトル画面のような効果を発揮する演出だと思います。
絶対これ狙ってあえてこう作ってるんですよね。こういう面白いパッケージングの商品が多いのでAmazonデバイスは開封が楽しいです。
本体とスタートアップガイドの他には電源ケーブルが同梱されていました。これは他のechoシリーズと共通のものです。
詳しく見ていきましょう
では本体を詳しく見ていきましょう。
サイズは手のひらに乗るくらい。本当に絶妙なサイズなんですよね。想定される置き場所はリビングの机の上や作業机の上、棚の上やベッドサイドあたりですが、どこに置くのにも邪魔にならないギリギリのサイズだと思います。多くの置き時計と同じか一回り大きいくらいのサイズ感ですね。
画面は5.5インチで、標準的なスマホと同じくらい。と言うと、離れた場所から見るのには小さいかなあと思うのですが、画面の表示は最適化されていて視認性に優れているのでこのサイズで不自由ありませんでした。とはいえこの画面でプライムビデオを観るなどの用途にはさすがに小さいので、あくまでディスプレイは時計兼アレクサの補助だと思った方がいいと思います。メインはスピーカーなんです。
前面はベゼルが太めなものの段差がないスッキリとした印象。どの角度からでも画面が見やすいデザインです。置き時計としての用途が期待される端末なので、地味に重要な部分です。
背面はファブリック素材。現行のechoシリーズの特徴ともいえるファブリック素材の本体はプラスチックのチープ感が薄れて生活スペースに馴染みやすいのでとても好きです。
上部には左からカメラ・マイクのトグルボタン、音量操作ボタン、カメラを物理的に塞ぐシャッタートグル。
下部は滑り止めのシリコンがついています。窪みは別売りの専用角度調節スタンドの取り付けで役立ちます。
枠部の下部分にはいくつも開いた穴が並んでいますが、これがスピーカー。置いた時に下に向かって音を出す仕組みになっています。このやり方だと、机の板面に音を反射させて音に広がりを持たせることで、スピーカー性能を補うことができます。
もともとスタンダードな円柱形のechoやecho dotは360度スピーカーですが、このecho show 5はディスプレイを持つ都合で360度ではありません。それゆえ音の空間を広く感じさせるのは難しいところですが、このスピーカーの配置によってうまく補われていると感じます。合理的な配置です。
使用感
ディスプレイは見やすい
ディスプレイは適度な大きさに充分綺麗な解像度を持っています。加えて表示は最適化された視認性の良いデザインなので、部屋のどこからでも時計の表示やアレクサに聞いた天気の表示が読み取れます。少なくともこれまで我が家で使っていた置き時計よりは断然見やすいです。
ただ、さすがに小さな文字の表示などは近づかないと見難く感じます。基本的に、それで困る場面はあまりないと思いますが……。一般的なリビングに置く範囲では充分だと言えるでしょう。
明るさの自動調節機能
標準搭載です。暗い部屋ではかなり暗くなってくれます。ベッドサイドの置き時計として置くためにはこれが重要なんですよね。
ホーム画面の遷移が鬱陶しいが設定で調整できる
初期状態ではホーム画面が時計のまま固定されず、様々な情報が代わる代わる表示されます。卓上時計であれば目と画面の位置が近いので良いでしょうが、棚の上に置く置き時計としての役割などを期待しているのであれば、常に時計表示にしておきたいものですよね。余計な情報なんて目障りでしかありません。
でも大丈夫、これは設定で調整できます
設定画面 > ホーム・時計 > ホームコンテンツ > 『連続』をオフ
これを設定することで、ホーム画面の遷移が最初の一巡のみになり、以降は時計表示が継続されます。
音は低音重視でパワフル
echo dotでも感じたことですが、このコンパクトな本体から出ているとは思えないパワフルな音を鳴らしてくれます。ディスプレイが目立つモデルなのでついついそちらに気を取られてしまいますが、音を聞いた瞬間「ああ、やっぱりこれはあくまでスピーカーなんだ」と思い知らされました。
ディスプレイを売りにしつつも、一番のアイデンティティであるスピーカーの魂は失わない。これはハードボイルドです。
音の特徴としてはecho dot同様、低音の層が厚くアレクサの声を聞き取りやすい調整だと思います。音量を下げても低い音がしっかり聞き取れます。全体的に、期待していた以上に良い音が出ています。
ただし、echo dotの時の「この値段でこの音!? すごい!!」という感動まではありませんでした。個人的にはecho show 5の音質はecho dotより少し下と言ったところ。いやいやこれはecho dotが優秀すぎるんです。echo show 5だってこのサイズでこれだけちゃんと低音が出ていてなにより価格がこんなに安くて、ということを考慮すれば贅沢な音質です。
ただし、echo dotはよくセールで大安売りされることを考えると値段は倍ほど違いますし、音楽を聴く用途が中心だという人に限っては同じ価格でecho dotを2台買ってステレオペアを組んだ方が満足度は高いでしょう。あっちは360度スピーカーだという利点もありますし。
そして勘違いしてもらいたくはないのであえて書きますが、ディスプレイ込の価格としてはecho show 5の価格はびっくりするほど安いです。セールの時ともなればもう間違いなく安いです。音質最優先というなら別ですが、総合的な使い勝手や使用シーンの幅広さなどではecho show 5の圧勝です。これからechoシリーズを買う人は音質優先でなければ全部echo show 5でいいと思うくらいに良いモデルです。まさに決定版。
- 音質最優先 → echo plusまたはスタンダードなecho
- 音質優先だけど安い方がいい → echo dot×2でステレオペア
- 音質はそこそこよければいい → 文句なしでecho show 5
電源ケーブルが後ろに出る
これは盲点になりやすい箇所だと思うんですが、電源ケーブルは写真の通り後ろに出っ張るので、本体を設置する場所には多少のゆとりが必要です。壁際ギリギリなどには配置できません。ここはL字のプラグだと嬉しいところでしたね。
スタンドは一緒に買った方がいいか?
専用の角度調節スタンドについては上でも書いた通り別記事でまとめています。
ざっくり言って卓上時計として使うなら不要だと思います。棚の上など少し高い位置に設置する場合はスタンドがあると便利です。
我が家の場合は立った時の太ももほどの高さの棚の上に設置したのですが、ソファやローテーブルに着いた時に目線と同じくらいの高さになるので、スタンドがあることで画面を真正面から見ることができています。普段の生活スタイルに合わせて考えましょう。
echo show 5は買いなのか?
こんな人にはおすすめです。
- ベッドサイドに置きたい
- 置き時計を置き換えたい
- アレクサ搭載端末を買いたいけど、どれを買えばいいか迷っている
逆に、無条件にお勧めできないのは音楽を聴く用途を中心に考えているという人。あなたは次の選択肢も検討してみるべきでしょう。
- 同じ値段でecho dotを2台買ってステレオペアを組む
- もっと音の良いスタンダードモデルのechoを買う
というわけで、音質中心、最優先という人以外なら万人におすすめできるecho show 5でした。
そもそも音質最優先の人はわざわざechoシリーズじゃなくて音響専門メーカーのもっと高価格なスピーカーを検討するでしょうから、echo show 5を検討するような人へは「これは買いだ」と言ってしまってもいいでしょう。タイムセール祭りや期間限定セールで安くなることもあるので、そういう時を狙って購入するのもいいですね。
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