最近読んだ本のレビューというか、紹介です。
評判がいいとは聞いていましたが、実際に読んでみて、本当に良かったので。
主人公がたったひとりで眠りから目覚めるシーンで始まる本作。しかし目覚めた主人公は、自分が今どこにいるのかも、なぜそこにいるのかも、それどころか自分が誰なのかもわかりません。どうやら記憶を失っているようです。
後に分かるのですが、そこは宇宙船の中。主人公は人類の命運を握る超重要プロジェクトのクルーだったのです。
しかし主人公は記憶がないので、右も左もわからない状況。果たして人類を救うことができるのか!?
……という感じのあらすじです。
この本の巻末の解説に記載されていますが、この本はできるだけ、一切の事前情報なしで読むのがおすすめです。
(上に最低限のあらすじを書いていますが、ぜひ、それ以上は何も知らない状態で読んでください)
記憶喪失の主人公が手探りで状況と過去を明らかにしていく、そのプロセスに読書体験を重ねて楽しめるからです。Amazonのレビューも見ないほうがいいです。
そういう事情もあるので、なかなかこの本の詳細については、詳しく語りにくいところがあります。
間違いなく言えるのは、あなたの期待を裏切りはしない、ということです。
『火星の人』(邦題:オデッセイ)など、過去のウィアー作品が好きだった人にとっては、絶対にお勧めできます。
また、科学的考証が盤石でありながらも読みやすく書かれていて、登場人物も魅力的ですから、SFというジャンルにそれほど馴染みがなくても楽しめる一冊です。
購入を迷っている人は、迷っている時間がもったいないので、早く買いましょう。絶対後悔しません。



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