メルセデスに限ったことではありませんが、ディーゼルエンジンの車種は、定期的にDPF再生というプロセスを実行します。
DPF再生とは
DPFはDiesel Particulate Filter(ディーゼル微粒子捕集フィルター)のこと。フィルターに溜まったススを高温で溶かすためにエンジン回転数を高めに保つなどの自動クリーニング処理です。
僕の経験上ですが、給油の次の日くらいに自動で実行されることが多いように感じます。
ただし、うろ覚えですが納車直後はその限りでなかったかもしれません。ひょっとしたら走行状況に応じた何らかの機械学習が働いているのかも。
DPF再生が始まったことに気づく3つのサイン
DPF再生が始まっても、Cクラスの場合は画面のどこにも何も表示されません。
画面表示で気付くことは不可能です。
ただし、エンジンの挙動には変化が生じます。
まず、アイドリングの回転数が高めに維持されます。
| 通常時 | 600回転程度 |
| DPF再生時 | 850回転程度 |
それに伴い、アイドリングストップやECOモードでのエンジンオフもしなくなります。
ECOモードでの惰走(空走)ができなくなりますが、それ以外では走行フィーリングには全然影響ありません。
そして、DPF再生中は燃費が明らかに悪化します。
僕の普段の使い方・走り方で、だいたい次の通り。
| 通常時 | 14〜17km/L |
| DPF再生時 | 7〜12km/L |
また、走行中以外にも変化があります。それが停車しエンジンを停止した後。車のイグニッションをオフにしても、エンジンルームから「フォォォォン」というファンの回転音のような音がします。実際、エンジンルーム付近から温風も出ています。
これに関しては、はじめは止まらないファン音に驚くと思いますが、必要な時間だけ稼働した後自動で止まるので、気にせずそのまま立ち去ってOKです。
ただし、もし余裕があれば、終わるまで少し走り続けるとフィルターがより綺麗になると言われています。……が、必須というわけではないので日常使いで神経質になる必要はありません。
基本は気にしなくてOK
僕はいつも、燃費の悪化で「あ、DPF再生してるな」と気付きます。
走行にほぼ影響がなく自然に始まるので、始まった瞬間はわからず、いつの間にか始まっています。終わる時も同様に、いつの間にか終わっています。
メーターディスプレイに燃費計を表示していない限り、よほど注意を向けていなければ気付けないのではないでしょうか。
ディーゼルエンジンでは不可欠なDPF再生ですが、ドライバーにほとんど意識させないのはさすがメルセデスです。
余計なことに気を取られずに済み、ディーゼルエンジンの力強さ・強烈なトルクといった旨みだけを味わうことができます。そういうところもプレミアムブランドらしさなのかもしれませんね。


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