こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。
今回はiPad Air 5用のSmart Folioについて書こうと思います。
iPadを保護するケースは様々ありますが、Apple純正のものは3つ。
- iPad本体の全面と背面を包むように守るSmart Folio
- Smart Folioにキーボードがついた Smart Keyboard Folio
- 無段階の角度調整が可能でトラックパッドもついたMagic Keyboard
今回はその中でも最も手軽にiPadを保護できるSmart Folioを購入しました。
さっそく見ていきましょう。
写真で見るSmart Folio
今回はマラードグリーンという色を選びました。
iPad Air 5用のSmart Folioではグリーン系の色はこのマラードグリーンと、もうひとつキプロスグリーンという色があります。
マラードグリーンの方は青緑に近いような少しブルーがかった深い色味。キプロスグリーンの方はカーキ色っぽくてミリタリー系の雰囲気もある色です。
パッケージ背面には使用法がイラストで描かれています。
開けていきます。
さっそくSmart Folio本体が出てきます。
マラードグリーンの色味、伝わるでしょうか。
写真でも少し青っぽく見えるかもしれません。暖色系の明かりの下ではより青っぽく見えますが、昼間の明るさの下ではしっかり緑です。
背面にはアップルロゴが型押しされています。
開いたところ。
iPadに装着したところ。
純正品質
純正品ということで当然のように高品質です。
外側はポリウレタン素材でさらさらとした手触り。
内側はアルカンターラ風の上質なファブリック素材が貼られていて、起毛仕上げがiPadの画面と背面を柔らかく守ります。
この内側はとにかく手触りが良くて、ずっと撫でていたくなります。
全体的に見て、公式サイトなどの画像で見るよりも実物は高品質に感じます。
フィット感も純正なので当然ピッタリ。iPad本体のフチとSmart Folioのフチがぴったり揃います。
カメラ穴周辺など細部もさすがの作り込みです。
一方で気になる点は汚れ耐性の低さ。
ポリウレタン素材は汚れに弱く、擦った跡や埃がつきやすいです。
特にホワイトなど薄い色では汚れが目立つと言います。一方、ブラックや僕が今回買ったマラードグリーンなど濃い色では擦った跡や埃が目立ちやすいです。
上でも載せたこちらの写真は2日ほど使用した後の状態ですが、よく見るとSmart Folioの表面に白い跡があります。これは擦った跡ですね。
Smart Folio自体がiPadを保護する目的のものですがら、それが汚れるのはそこまで気にすべきではないとも思いますが……それでもそこそこ値段のする商品なので気になってしまうところです。
マグネット着脱
Smart Folioが優れているのは質感だけでなく、機能面もです。
マグネットでiPad本体に吸着するので着脱が簡単ですし、その磁力は充分に強くて普通にしていれば外れて落としてしまう心配は必要ありません。
ぴったりと吸着しているので、使っていて細かく位置がずれたり回転したりしてしまうこともありません。
これほど薄いうえによくあるケースのように側面を包むのでもなく、それでいてこのフィット感は驚きです。
使用感は総じて高品質です。
保護性能
さて、保護性能についてはお察しの通り、ズバリ低いです。
背面と前面を包むように守っているだけで側面は剥き出しなので、落としたりしたらディスプレイが割れてしまうでしょう。
基本的にはiPadを傷から守るためのカバーだと思って、衝撃から守る性能はほとんどないと考えるべきです。
iPadを守る、最も軽やかな方法
Smart Folioのポイントは何と言ってもその軽やかさだと思います。
ダメージが心配ならゴツくて重いケースをつければいいのですが、それではせっかく薄くて軽くて美しいiPadの良さを損なってしまいます。
一方でSmart Folioならば必要最低限の薄さで持ち運び時の傷は防止でき、手触りも使用感も高品質。
購入前に期待していたよりもいい買い物でした。
ただ、やはり値段は少し高めと言わざるを得ません。
サードパーティのケースでは3,000〜5,000円前後くらいで買えるものが多いのに対して、このSmart Folioは税込9,800円。2〜3倍の価格です。
実物を触って品質の高さは実感しましたし、値段が多少高いのも納得できるんですが、それでもやはりプレミアム価格だと思います。
どうしても価格に尻込みしてしまうとか、その分の予算をアプリや他の周辺機器に使いたいという人は、サードパーティの類似品という選択肢もあります。
Smart Folioと比べたら格安で手に入って機能性は同等だったりするので、賢い選択肢かもしれません。
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