こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

挽きたてコーヒーって美味しいですよね。コーヒー豆を粉でなく豆の状態で買ってきて家で挽く人は多いと思います。

しかし、コーヒー豆の焙煎については家庭で行う人はまだまだ少ないのでは。

今回はコーヒー好きなら憧れの自家焙煎について、家庭でコーヒー豆を焙煎できる焙煎器『ホームロースター』について書きます。

 

 

 

自家焙煎のメリット

コーヒー豆を自家焙煎すると以下のようなメリットがあります。

  • 焙煎後の豆が劣化しないうちに飲める
  • 結果的に価格が安い
  • 好きな味わいを追求できる

 

焙煎後の豆の寿命

挽いた豆が空気に触れると急速に劣化することはよく知られています。しかし挽く前も劣化速度の違いこそあれ、劣化するのは同じ。焙煎した豆を美味しく飲めるのは2週間程度だと言われています。

しかし焙煎後の豆を購入する場合、焙煎した豆を店が仕入れて売り場に並んでという流通過程にどうしても時間がかかっています。また店によって保存状態もまちまちです。

今回のホームロースターを使えば焙煎後、どのタイミングで挽いて飲むかを完全にコントロールできます。豆を使いきれずに劣化して不味くなってしまうことも防げます。

 

自家焙煎の方が安いって知ってました?

安いんですよ。特にコーヒーをたくさん飲む人にとっては。

コーヒー豆は普通、焙煎済みのものをお店で買うと200gくらいのパックで1,000円ちょっと〜1,400円くらいまでで売っていることが多いですよね。

生のコーヒー豆はそれよりかなり安く手に入ります。同じくらいの値段で1kgくらいのパックが相場です。つまり、値段で言えば5分の1なんです。まとめ買いならもっと安くなります。

あとは計算です。コーヒーをどのくらい飲むのかによりますが、うちの場合は1kgの豆を約1ヶ月で使い切ります。1ヶ月あたりのコストは焙煎後の豆で5,000〜7,000円。生豆で購入すれば1,000〜1,400円。かなり差が出ます。少なめに見積もって月4,000円の得になるとしても、1年で5万円弱の得。半年くらいのぶんで今回ご紹介する焙煎機が買えてしまうんです。その後はずっと得になり続ける。それも美味しくコーヒーを楽しみながら。

つまりこれは投資なんです。後になればなるほどじわじわ効いてきてお得になる投資です。

 

好きな味わいを追求

やっぱり一番のメリットは焙煎後好きなタイミングで飲めることです。つまり自分の好きな味わいを追求できるということ。

焙煎後の寿命と言われる2週間の間にも味わいはどんどん変わっていきます。きっとベストなタイミングが見つかりますよ。

 

 

LITHON ホームロースター

そんな自家焙煎を可能にする焙煎機がこの『ホームロースター』です。LITHON(ライソン)という国内のブランドの製品です。LITHONは卓上グリルやオーブントースター、電気ケトルなどキッチン家電や生活家電を多く手掛けているブランドです。

 

実はコーヒー豆の焙煎機はこれまで海外製の高価なものしか選択肢がなく、価格も安くて5万円ほど、それなりにいいやつを買おうとすると8万円ほどかかるジャンルでした。

しかしこのLITHONのロースターがクラウドファンディングに成功し製品化されたことで、一気に2万円で手に入る、しかも国産の焙煎機が選択肢に入ったのです。

コーヒー好きなら要チェックの製品です。

 

 

シンプルなデザイン

『ホームロースター』はブラックのマットな質感とステンレスの輝きが印象的な円筒形のシンプルなデザイン。コーヒー器具はこういうデザインのものが多いので並べた時も馴染みやすいでしょう。

 

機能的な構造

上部の膨らんだような箇所は取り外すことができるチャフフィルター。チャフとはコーヒー豆を焙煎したときに出る豆の皮のくず。つまりゴミになる部分です。これが豆と混じっていると雑味の原因になるんですが、このホームロースターではチャフがここに集まってくれるのでまとめて捨てるだけ。

 

下部の3つのボタンは右から順に電源ボタン、ミディアム、ダークの2種類の焙煎ボタンです。

つまりこの焙煎機は好みに合わせてミディアムローストとダークローストの2種類の煎り方ができます。

 

 

さっそく焙煎してみよう

こちらが生のコーヒー豆。少し青臭さがあります。うちでは5kgのパックで安く購入しています。

 

チャフフィルターを外し、生の豆を円筒形の本体の中に規定量入れます。このロースターでは一度に60g、ホットコーヒーで約5杯分が焙煎できます。

その後チャフフィルターを戻し、電源ボタンを押してからミディアムかダーク、好みの方のボタンを押すともう運転開始されます。操作もシンプルですね。

 

20分ほどで焙煎が完了し、自然と停止します。

もし続けて焙煎したい場合は20分ほどクールタイムを設けます。

 

こちらがフィルターに残ったチャフ。豆の皮のクズ。これはゴミ箱に捨てます。フィルターの汚れを掃くためのブラシも付属しています。

 

 

煎りたては美味しい?

挽きたてのコーヒーは当然美味しいですよね。では煎りたてはどうなのでしょうか。

結論から言うと、本当に今焙煎を済ませたばかりと言うレベルの煎りたてはそんなに美味しくありません。コーヒー豆の中に含まれるガスが抜けきらないので、味の抽出が薄くなります。雑味も少ないですが味わいも少ないものになります。

飲み頃は好みにもよりますが、一般的には1週間前後。それより早いほどクリアな味わいになり、遅いほどボディの強い味になります。うちは少しクリアな味が好みなので早めに使っています。

 

コーヒーは趣味の側面も兼ね備えて嗜好性の高いもの。自家焙煎した豆で愉しむと味わいも別格です。

少量ずつ焙煎して使うことで味わいも安定しますし、何より自分の好みの味の追求ができる。さらに、普通に焙煎後の豆を買うよりも中長期的にはかなり安くなる。コーヒーが好きでよく飲む人ほどさらに特になる。これはメリットだらけです。

自家焙煎は日本ではまだマイナーですが、コーヒーが好きなら検討してみる価値はありますよ。

 

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