こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

今回はタイトルの通り、アクアリウムにおける水槽の水換え作業を楽にする方法を書いていきます。

アクアリウムをやっていると常に必要となる作業、それが水換えです。

多くの人はまず水槽の水をプロホースなどを使ってバケツに出し、それを排水口に持っていって捨てるという作業を数回行い、さらに今度はバケツに新しい水を汲んで水槽に移す作業を数回行う……といった水換えをしているのではないでしょうか。

この一連の水換え作業のことを『1人バケツリレー』などと呼ぶ人もいるようです。

この1人バケツリレー、結構大変ですよね。

水を運ぶのが重たいのは当然で、水槽の設置場所によっては長い距離を運ばないといけませんし、水槽が大きいほど往復回数も増えます。

バケツに汲んだ水を水槽に移すときも、少量ずつ掬って移すためにまた時間がかかって……それを毎回、何セットやるのか……。

僕ももちろんそんな修行じみた1人バケツリレーをやっていたのですが、最近になって90cm水槽のリセットを機にこの水換え作業も見直しました。

結果、1人バケツリレーをほとんどしなくてよくなり、また水換え作業に掛かる時間も大幅に削減できました。なんでこんないい方法があったのに今までやっていなかったんだと自分の無知を恨むレベルでしたので、ここで紹介してみなさんにもお伝えしようと思います。

今回は【排水編】【給水編】に分けて記事を書こうと思います。まず今回、本稿は【排水編】です。

排水はここまで簡単にできる

改めて現状を整理しましょう。

  1. 水槽の水をプロホースなどを使ってバケツに出す
  2. 満タンになったバケツを持って排水口まで移動する
  3. 排水口などに水を捨てる
  4. 1〜3を複数回繰り返す

これを、こうします。

  1. 水槽の水を排水したい分だけプロホースで一気に排水し、直接排水口に流し捨てる

使うものは2つだけ

さあ、やっていきましょう。

まず、多くの人は水換え作業にプロホースを使っていることと思いますので、プロホースを持っている前提で話を進めます。持っていない人は便利なので買ってください。

さて、プロホースの他に追加で必要なものはたったひとつ。

一般的な内径15mmのホースです。

実はプロホースには内径15mmのホースがそのまま直結できるんですね。

内径15mmのホースというと、園芸や庭仕事に使用される最も一般的なホースの規格です。当然どこのホームセンターでも売っていますし、ネットでも簡単に見つけることができます。

しかし、家庭用のアクアリウム用途ではあまり使わないので、アクアショップではほとんど売っていません。盲点でしたね。

要はプロホースに一般的なホースを繋げて排水口まで届く長さに延長し、排水口に直接水槽の水を捨ててしまおうという話です。単純ですね。

実践

それでは、さっそくやっていきましょう。

まずはプロホースの先端についている、白いプラスチックの部品に買ってきた延長ホースを繋げます。

これでもう道具は準備完了。

あとは延長ホースの先端を排水口にセットして、普段通りにプロホースで低床の掃除をしながら水を抜くだけです。

何往復もしなくても、たった1回のアクションで必要な分だけ水を捨てることができます。

超便利ですね。排水にかかる時間もかなり削減されます。

注意点

当然ですが、購入するホースの長さは家の間取りと水槽の設置場所によって変わります。

ホースはハサミで切れますから、少し長めに購入しておくほうがいいでしょう。

また、次の【給水編】でも同じように内径15mmのホースを使うので、さらに1.5mくらい長く購入しておくのがおすすめです。

それから、プロホース自体がサイフォンの原理を利用して排水するので、水槽の設置場所よりも延長ホースの先端(=排水口)が低い位置にないといけません。

水槽台の上に乗っている水槽であれば、ほとんどのトイレの方が低いでしょうし、なんなら窓や玄関を通して庭などに排水してしまえばいいので、ここはあまり致命的な問題にはならないと思います。まあホースは長めに用意する必要があるかもしれませんが。

我が家では水槽が玄関を入ってすぐの場所ということもあり、玄関を通して外の排水口に捨てるようにしました。

【排水編】はここまで。次は【給水編】です。

記事を分けていますので、こちらのリンクからどうぞ。

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