カー用品のハンディクリーナーは弱すぎる
Amazonやカー用品店では、カー用品としてハンディクリーナーが売られています。
これらの商品の特徴としては、
- コンパクトで取り回しがいい
- シガーソケットから電源が取れる
- 商品によっては、なんか流線型でカッコいい
等が挙げられるでしょうか。
しかし、僕はそういうハンディクリーナーをおすすめしません!
実際に以前買ったことがあるのですが、あまりにも吸引力が弱く、車内の細かい砂や小石などを全然吸ってくれないので、すぐに使わなくなってしまったんです。
おすすめは家庭用のスティック型コードレス掃除機
おすすめするのは、カー用品としてではなく、普通に家庭用の掃除機として売られている、スティックタイプのコードレス掃除機です。
もう全然比較にならないくらい、吸引力が違います。僕が実際に使っているのは日立のコードレス掃除機ですが、ダイソンやShark、マキタなど、どこのメーカーでも同じことが言えます。
当然、そのままでは長すぎますが、こういう商品はパイプ部分を外して、ハンディスタイルにすることができます。これが車内で使うのにピッタリです。
一番の違いは吸引力
カー用品のハンディクリーナーはモーターが小さく、吸引力も弱いものばかり。
強力吸引を謳っているモデルもありますが、それもあくまで「弱いものばかりの中で比較して」という話にすぎません。数字で言えば30~50Wくらいが関の山です。
一方で家庭用の掃除機では、100~150Wほどの製品が普通です。車内の小石なども簡単に吸い込んでくれます。
取り回し・手軽さもむしろ上
カー用品として売られているハンディクリーナーと、コードレス掃除機のパイプを外してハンディタイプにしたもの。掃除機自体の大きさはほとんど同じと言っていいでしょう。車内での取り回しはそれほど変わりません。
ただ、車用ハンディクリーナーがシガーソケットから電源を取るタイプの場合、どうしても有線になるので、それによってコードレスと比べて取り回しがかなり悪化します。さらには使うために車のエンジンを掛けなければならないなど、思った以上に面倒くさくて腰が重くなるような運用を取ることになります。
一方でコードレス掃除機なら当たり前のようにバッテリー駆動。煩わしさはありません。
総合的にはコスパが高い
さすがに車用ハンディクリーナーの5,000〜10,000円程度に比べて、スティック型掃除機は20,000~50,000円程度のものが多く、価格は高くなってしまいます。
しかし、当たり前なんですがスティック型掃除機はあくまで「家庭用」掃除機。つまり、普段は家で日常的に使えるわけです。
普段は家で普通に掃除機として使い、洗車のついでに車内を掃除したいときだけハンディスタイルにして持ち出す。
他に使い所がない弱くて役立たずな車用ハンディクリーナーと比べたら、総合的なコスパはスティック掃除機の方が圧倒的に高いです。
車内に常備は不向き
デメリットをひとつ挙げるなら、車内に常備はしにくいことです。 やはり家庭用掃除機なので、充電は家の中の専用スタンドになります。
とはいえ、駐車場所が家の目の前ならそんなに気にならないと思います。洗車のついでに掃除をするなら、他の洗車用品と一緒に外に持ち出すだけですからね。
毎日だと大変かもしれませんが、何週間かに1回程度の車内清掃なら、デメリットを補って余りあるメリットを感じられるはずです。
カー用品に縛られない発想で、もっと快適なカーライフを
- 「車専用」にこだわるより、「高性能な家庭用を応用」したほうが結果的に満足度が高い
- スティック型なら、吸引力・取り回し・コスパのすべてが上
- 1台あれば“家も車も”快適に掃除できる
結論:車内掃除の最適解は、スティック型コードレス掃除機!


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