【結構違う】W206 Cクラスの年式による違いに驚き! 中古を選ぶなら2024年式以降が正解?(Cクラス/W206)

自動車/クルマ

普段C220dに乗っている僕ですが、今回はC200に乗る機会があり、そのフィーリングの違いなどについて、以下のとおり記事にしています。

👉【ガソリン・ディーゼル】C200の乗り味をC220dと比較(Cクラス/W206)

👉【C200】スポーツモードが最高すぎた!C220d乗りが感じた違いとは?(Cクラス/W206)

さて、僕のC220dはプロダクトコードMP202501です。2024年の秋頃から新車販売されていたモデルで、僕は2025年春に納車してもらいました。

それに対して今回乗ったC200は、僕のC220dよりも少し古い年式の車両でした。 正確には分かりませんが、おそらく2023年以前のモデルではないかと思います。

今回は、そんな年式の違いに由来して、僕が体感レベルで気づいたことについて書きます。

タイトルにも書いていますが、結論は「快適性にかかわる部分で結構変わっているから、中古でCクラスを検討している人は、2024年以降のモデルにしたほうがいいよ」です。

電子制御ダンパーは上質感の向上に一役買っている

Cクラスは、W206の前期モデル(ビッグマイナーチェンジ前)の途中から、「アダプティブダンピングシステム付きサスペンション」という名前で電子制御ダンパーがパッケージオプション(ドライバーズパッケージ)に含まれるようになりました。

メルセデスは同時期に他の車種にもこれを水平展開しています。

この「アダプティブダンピングシステム付きサスペンション」ですが、選べるのであればぜひ付けたほうがいいです。

僕が普段乗っているC220dは「アダプティブダンピングシステム付きサスペンション」が付いており、今回乗ったC200は付いていなかったのですが、C200に乗っていると路面のひび割れや小さな段差のコツコツとした細かい振動が気になる場面がありました。

もちろんタイヤの違いもあるとは思うのですが、サスペンションの違いも大きいように感じました。

電子制御ダンパー装着車では、スポーツモードにすれば足回りを締め上げることができる分、普段のコンフォートモードではよりコンフォートに寄せて、柔らかく振動をいなすようにセッティングできるということでしょう。

標準がよりマイルドになって、対応範囲が広くなっているような印象があります。

端的に言って、より上質で快適な走行フィールになっています。

こうした小さな振動は、行動を走っていれば無限にあるものなので、それが快適になっているというのは大きいです。

MBUXのサクサク感が違う

MBUXの動きも結構違います。

今回のC200は23,000kmほど走った個体だったので、新車で購入してまだ4,000kmの僕のC220dと比べて、多少は消耗というか経年劣化しているところもあるでしょうが、それ以上の違いを感じました。

動作が遅いというほどではないものの、操作に引っ掛かりというか、タッチ操作をして反応までに一瞬の遅れがあったり、読み込みに少しだけ時間がかかったり……そういうことがありました。

どちらも1秒以内くらいの話ではありますが、僕のC220dでは(つまりMP202501では)、もっとスムーズに操作できますし、引っ掛かりを感じることはありません。

同じソフトウェアに対して、ハードウェアが高性能になっているように思います。 予想ですが、システム全体を動かすプロセッサー(SoC)が、モデルの途中で変わっているのではないでしょうか。

毎日触れるシステムですし、走行中に操作することも多いので、少しでも動作が早くてスムーズなほうが良いのは言うまでもありません。

ちなみに、MBUXのバージョンが違うせいでしょうか、画面の表示などにも細かな違いがあります。

年式が新しいほうがホーム画面のアイコンもフラットなデザインになっていて、見やすく、洗練されています。

一方で新しいほうでは削除されている項目もあって、例えば中央のディスプレイで「情報」セクションの中にある「燃費」の項目は、燃費グラフを表示してくれるものですが、新しいほうでは存在していません(瞬間燃費はメーターディスプレイの方で確認可能です)。

個人的に古いほうが羨ましいと思ったのは、「起動音」です。

MBUXはクルマに乗り込むと、エンジンをかける前から起動し始めてくれるのですが、その時に「ドゥーン……」という低い音が鳴って出迎えてくれます。

古い年式ではこれのオンオフを設定画面から選べるのですが、新しい年式ではその設定項目自体がなくなって、起動音なしになっています。

この起動音、ちょっとテンション上がるんですよね。なしになっているのは少し寂しいです。

年次改良が効いている

ビッグマイナーチェンジ以下の年次改良という扱いではありますが、乗り比べてみると、年式が新しいほうが確実に良くなっています。

特に今回挙げた2つは、快適性に関わる部分です。

これからCクラスを新車で購入するなら、これらは当然反映されていますし、何なら今後の変更では今よりもさらに良くなるかもしれません。

中古でCクラスのW206、前期モデル(ビッグマイナーチェンジ前)の購入を検討しているなら、その中でもなるべく年式の新しいモデルを選んだほうが、より満足度が高い選択ができるでしょう。

本ブログでは僕が乗っているC220d(プロダクトコードMP202501)について、オーナー目線で細かくいろいろレビューしているので、他の記事もぜひご参考になさってください。

👉記事カテゴリ<自動車/クルマ>

コメント

タイトルとURLをコピーしました