【プレミアムオーディオ】Burmester 3Dサラウンドサウンドシステム(Cクラス/W206)

Cクラス(W206)に搭載されているブルメスター3Dサラウンドサウンドのスピーカー 自動車/クルマ

ブルメスターはドイツの老舗オーディオブランドだそうですね。

お恥ずかしながら、僕はCクラスに興味を持つまでそのこと自体知りませんでした。

Cクラスでは、そのブルメスターの3Dサラウンドサウンドシステムがパッケージオプションに含まれています。


実際に音を流してみて、第一印象はというと「意外なまでに素直で嫌味のない音」でした。

すごくフラットというか、あっさりしていて、演出の少ない、大げさにならない音作りだと思います。

我が家では自宅でBOSEのサウンドバーや360°スピーカーを使用しています。

また、全車のマツダ アテンザに搭載されていたのも、BOSEのスピーカーでした。

BOSEの音は、臨場感重視です。まるで目の前で楽器が演奏されているかのように、生き生きと、ありありとした音の迫力が感じられます。

それに対してCクラスに搭載されているブルメスターのオーディオシステムは、クリアで圧迫感の少ない音。

先にも触れた通り演出が少なく、原音に忠実に鳴らすことを重視しているようです。それでいて音の解像度はとても高く、非常に上品という印象。ロングドライブ中にずっと聴いていても疲れません。ジャズやヒーリングサウンドとは、特に相性がいいと思います。

また、音量を下げなくても、同乗者との会話がしやすいのも不思議です。人間の声の周波数帯を邪魔しないようにという配慮を明確に感じるセッティングです。車の中というシチュエーションに最適化しているようです。

かといってドライバーの側としても、音量を無闇に上げようとは、不思議と思いません。

音作りの方向性が上品だからでしょうか。

車内で大音量で流してノリノリになるとか一人カラオケするとかよりも、ドライブを彩るBGMをそっと提供することの方に徹するようなサウンドシステムです。

3Dサラウンドをオンにすると、音場が広がります。

音に包まれる感覚、とよく説明されますが、これもやはり悪目立ちしないようになっていて、主役はあくまで「サウンド体験」ではなく「ドライブ体験」の方ですよと言っているようです。

なお、スマホのBluetooth接続でも悪くないのですが、USBメモリに保存した音楽ファイルを読み込ませた方が明らかに音質がいいことも、付け加えておきます。

CクラスのUSBポートはすべてType-Cになっているので、Type-Cの小型USBメモリがあるといいですね。こういうやつです↓

ということで、Cクラスに搭載されているブルメスターオーディオのインプレッションでした。

総じて上品で、疲れにくく、ドライブというシチュエーションに適したチューニングです。原音に忠実で、演出は極力加えない方向性です。

これが気にいるかどうかは、人による気がします。

もっと迫力がある方がいいという人もいるでしょうし、そういう人はBOSEのような音の方が好みかもしれません。みなさんはどっち派でしょうか。

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