こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。
今回は珍しく文房具です。
最近仕事用に購入した多機能ペンが良かったのでご紹介です。
ここで言う多機能ペンとは、黒ボールペン、赤ボールペン、シャープペンの3つの機能がひとつになったペンのことです。
OHTO blooom 3 in 1
“bloom”の間違いではありません。このペンの名前はoが3つで“blooom”であっています。多機能ペンとして、黒ボールペン、赤ボールペン、シャープペンの3つの機能を持っていることの表れでしょうか。読み方は普通に“ブルーム”のようですが。
見た目のデザインはシンプル、かつクール。
多機能ペンって普通はどうしても単色ボールペンよりも太くボテっとしていて、筆箱や胸ポケットの中で嵩張りがちだったり、ごちゃっとした見た目になったりします。ひとつの筐体に3本の芯を収納するので、仕方のないことです。
しかしこのblooomはスラリと細く、スタイリッシュな見た目。シンプルな美しさを持っています。
また、メタルボディというのもいいですね。真鍮製です。
おかげで素材感が強く、品がいい。いいモノ感が強く感じられます。
手に持った時に、内部で芯が内筒に当たる「カチャ」と言う音がするのですが、それすら高級感があって心地よい音に感じます。
グリップ部も真鍮製。
多くのペンではグリップ部はラバーなどの素材ですが、このblooomではボディの真鍮がそのままひと繋がりになっているようなデザインです。
(実際には芯を詰め替えるためにグリップ部とボディの境目が外れるようになっていますが、その繋ぎ目の線も非常に目立たないものとなっています)
クリップ部の背中にはボタンがついており、これは出している芯を収納するためのもの。
ボールペンを出した時のペン先はこのようになっています。ペンの先端が見やすいタイプ。
多機能ペンでありながらこの細さ
最大の特徴とも言える、その細さ。
正直、事前に想像していたよりもさらに細くて、普通の単色ボールペンと変わらない太さです。見た目からはここに3つの芯が入っているとは到底思えないほど。
この普通のボールペンと同じくらいの細さに、黒・赤・シャープのオールラウンドな機能が詰まっている。それってすごくないですか?
多機能ペンでこれよりもスッキリした見た目のものは今までに見たことがありません。
胸ポケットにペンを常備するような仕事の人はこれ1本でどんな場面でも野暮ったくならずに対応できちゃいますね。
また、ペン先からノック部までの長さもやや短めに抑えられていて、とてもコンパクトな印象。
手に持った画像からサイズ感が伝わるでしょうか。
手帳とのセット使いにもぴったりな仕様になっています。
手品みたいなペン先選択機構
blooomのさらに特徴的なのは、その機構です。
ノック部の根元には『BLACK』『RED』『0.5』のそれぞれの文字が印字されているのですが、出したい芯の印字が上に来た状態でノックするとその芯が出てくるという切り替え方式なんです。
例えば上の写真の状態でノックすると、ちゃんと赤ボールペンが出てきてくれるんです。
ノックボタンはひとつだけ。そのひとつで3つの機能をコントロールしちゃうんです。なんてミニマムなんでしょう。
ただのペンというだけでなく、こんなガジェット的な面白さも持ち合わせている。
blooomはそんな多機能ペンなんです。
4色から選べる
僕が購入したのは『アイアングレー』という色です。真っ黒ではないところがいいですね。
それ以外にも3つのカラーバリエーションがあり、全4色から選ぶことができます。
- アイアングレー
- アイスホワイト
- デニムブルー
- フェードレッド
デニムブルーも結構いい感じですよね。
明るめの紺色といった感じで、有彩色でありながらどんなシーンにもマッチしそうです。
アイスホワイトもとても発色のいい白で美しいと思います。
フェードレッドは僕の好みではないですが、他にあまりない色で個性的です。
自分にぴったりの一本が選べるのも嬉しいですよね。
この手の”ちょっといい”文房具の中ではblooomはコスパも良好ですし、品質も高く、面白さも持ち合わせている。
毎日使うのが楽しみになる。そんな一本だと思います。