こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。
今回は車のタイヤ交換をしたのでその話です。
僕が乗っている車はマツダのアテンザ。現在はマイナーチェンジを機にMAZDA 6と名前を変えて販売されている車種です。
セダンとワゴンがラインナップされていますが、僕のはセダンのほうです。
これまでも定期的なメンテナンス等でパーツ交換はしていましたが、タイヤについては新車で購入した時のタイヤのまま、これまで一度も交換していませんでした。
しかし新車購入から5年が経ち、さすがにそろそろ溝も減ってきていましたし、ひび割れも気になるようになってきていたので、今回タイヤ交換を行いました。
購入したタイヤは『ADVAN db v552』というもの。ヨコハマタイヤのプレミアムラインであるADVANブランドの、静粛性がウリの商品です。
ちなみにアテンザセダンのタイヤサイズは225/45R19です。
価格
タイヤの価格ってだいたいオープン価格と表記されていて、ネットじゃ全然わからないんですよね。
タイヤサイズによっても価格は全く異なるので、店で相談してみるまで僕も価格帯の見当がつきませんでした。
ということで初めてのタイヤ交換の参考にしたい方のためにズバリ価格を書いてしまいますが、以下の通りでした。
ちなみに購入したのはタイヤと付帯サービスが安いことで有名なコストコです。
- タイヤ:37,100円×4 = 148,400円
- 廃タイヤ処理費:265円×4 = 1,060円
普通ならこれにプラス交換工賃がかかるところですが、コストコの場合はタイヤ料金に工賃が含まれています。
さらに今回はコストコで毎年2〜3月頃に行われているプレミアムタイヤフェアの適用となり値引きがありましたので、126,760円で購入・交換できました。
さらにさらにプレミアムタイヤフェアの特典で5,400円分のコストコプリペイドカードがもらえましたので、実質121,360円ですね。
この価格でこのグレードのタイヤが買える店はおそらく他にないと思うので、かなりお買い得だったと思います。
参考までにディーラーで見積もりを取った時の価格は、他のメーカーのタイヤでしたがやはり14万円台+工賃という感じでしたので、19インチだと普通はそのくらいかかると思っておきましょう。
コストコが近くにある人は、タイヤの擦り減り具合にもよりますが、時期を待ってでもコストコのタイヤフェアを狙うのがいいかもしれません。
タイヤのレビューは話半分で
ところで、タイヤのレビューってそもそも難しい話です。
自動車メーカーの人やモータージャーナリストの人は別でしょうが、少なくとも車好きの一般人がネットで書いているような話はあまりアテにならないと思っています。僕も含めて、です。
なぜそんなことを言うのか。
普通はタイヤがかなりすり減って、言ってみれば悪い状態になっているからこそ交換するわけです。
新品になれば当然いい状態ですから、単純にどう変わったという比較をしようとすると、タイヤ本来の性能以前に状態の差によって『すごく良くなった』となるに決まってるんですよ。
腐った高級食材より安くても新鮮な食材の方が美味しいこともあるとか、そんな感じです。
それを踏まえて以下を見ていただきたいです。
ADVAN db v552
低速時の動的質感アップ
さて、まず走り出して低速のうちにまず感じたのは、タイヤがしっかりと硬いということです。
足回りが硬くてスポーティというのとは別にタイヤの縦方向への剛性がしっかりしていて車重を支えてくれているという感覚で、どっしりとしつつ滑らかに車が動き出します。
同乗していた妻も「あ、硬いね」と呟いていたので、同じように感じたようです。また、同乗していた生後8ヶ月の娘も「うー♪ うー♪」とご機嫌でした。
低速でハンドルを切った時もハンドル操作に対してキレが良いというか、ピタッとハマる曲がり方をするようになりました。
全体的に低速時の緩みとか遊びといったものが消えて、動的質感がワンランクどころかツーランクは上がったかのような感覚です。
誤解を招きそうなのであえて書いておくんですが、上記は単に硬くキビキビしてパワフル・スポーティという話ではありません。
むしろスポーツ性能は当然のように持ち合わせながらもそれが主張しすぎず、余裕たっぷり滑らかに動きます。品の良さを醸し出すコンフォート性能があります。
安定性と快適性
速度を上げていくと、加速時にこれまで感じていたわずかなふらつきがなくなっていることに気付かされます。それは減速の時も同様で、そうした速度変化に伴う安定性が抜群に改善しました。
ここについては新車購入時はこんな感じだったなあとも思うところなので、摩耗したタイヤからの変化という点が大きいのかもしれません。
そして乗り心地ですが、前述のようなしっかりした縦方向の剛性感がありつつも衝撃吸収は抜かりなく、普段の道の路面が荒れたポイントでも不快さが減っています。
静粛性
そして何より変わったのは、やはりウリにしている静粛性です。
ロードノイズは明らかに減っていて、特に低速〜50・60km/h程度の中速域ではそれが顕著です。
当然道にもよりますが、状況が良ければほとんど聞こえないと言ってもいいくらいだと思います。
それ以上の速度域になるとさすがにロードノイズが聞こえてきますが、それでもこれまでよりも遠くで鳴っているような感じがします。
下方向からの音の侵入は明らかに減っています。
というかロードノイズが減った分風切り音が目立つほどです。
上でも書いた通り、ADVANはヨコハマタイヤのプレミアムライン。dbはその中でもプレミアムコンフォートに位置するモデルです。
コンフォート性能は相当高く、中でも静粛性はかなりのものですね。そのことが走り出して数百メートルでもう体感できました。
一方でスポーツ性能もADVANブランドを冠しているだけあって当然のように担保されていて、速度を上げていった時の安定性やカーブでの安心感も文句なしです。
タイヤが”強い”
さすがプレミアムラインだけあってタイヤ自体が相当良いですね。それゆえ、逆にこのタイヤを履きこなせない車も多いのではないでしょうか。
下手なコンパクトクラスの車などではタイヤ性能だけが一人勝ちしてしまってバランスを損なうことにもなりそうです。
ともかく、タイヤ自体には大満足でした。それがこの額で買えたので、コストコのお買い得さがヤバい。
しっかりしたタイヤを買おう
最近は車を3年とか4年程度で次々乗り換えていくスタイルもありますが、そうではなく1台の車を何年も乗っていこうと思ったら、少なくとも一度はタイヤ交換の必要があるはずです。
タイヤは車の全ての消耗パーツの中でも最も高額な買い物になるもの。なおかつ、直接地面と接する最も重要なパーツです。
せっかく交換するのであれば、しっかりした良いものを買うことこそが賢い買い物と言えるのではないでしょうか。
ADVAN db v552はプレミアムタイヤだけあってコンフォート性能とスポーツ性能が高次元でバランスよくまとまったタイヤでした。
これならロングドライブも安心できそうです。今までよりも少し遠くへ行ってみたくなります。
カーライフの充実のためにも良いタイヤを買うことは大切なのかもしれません。
この記事がタイヤ交換を検討している方の参考になれば嬉しいです。