こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

今回はコーヒーの自家焙煎について書きます。

コーヒー豆を買ってきて家で飲む人ですか? コーヒーが好きで、たくさん飲む人ですか?

それならぜひ自家焙煎も検討してみてください。コーヒー好きなら楽しいですし、なによりお得になりますよ。

 

 

 

焙煎済みのコーヒー豆を買ってきて、家でミルを使って挽いて飲む人は多いですよね。

でも実はもっとお得で豊かなコーヒーライフを送る方法があります。それが自家焙煎。

コーヒー豆を生の状態(生豆)で購入して、別途購入した焙煎機を使って自宅で焙煎するのです。

 

この記事では自家焙煎のどんなところがおすすめか解説していきます。

 

 

経済性

焙煎済みのコーヒー豆と生のコーヒー豆では購入する時の価格が大きく違います。

自家焙煎をしようとすると焙煎機が必要になるので少なくない出費ではありますが、中長期的に見るとむしろお得になります。

 

焙煎済みの豆と生豆の価格差

焙煎済みのコーヒー豆を買うと1パック200g入りで1,000〜1,500円くらいのものが多いですね。平均は1,200円ちょいくらいかな?

対して生豆は1kg1,000円くらいから買えます。単純に5倍ほどお得です。

 

たとえば、最近僕が買ったキリマンジャロの生豆5kgは送料込みで3,800円くらいでした。

焙煎済みの豆を買っていたら3パック分、つまり600gしか入っていない値段です。

それとほとんど同じ額で5kgも買えちゃうんですね。8.3倍ですね。すごいですね。お得ですね。

 

そう考えると、お店で売っている焙煎済み豆の値段の大部分が焙煎という手間に掛かる料金なのだと分かります。

 

計算してみる

ではそれを踏まえて、自宅で飲むコーヒーの値段をざっくり計算していきましょう。

コーヒー1杯に使う豆の量が10gくらいだとして、焙煎済みの豆を1,200円/200gとすると1杯当たりは60

生豆で買うと、例えば今回僕が買ったキリマンジャロなら、3,800円/5kgなので1杯当たりは7.6

 

おっと、すでに桁が違いますね。

 

もちろん、生豆の方が水分を含んでいて焙煎済みの豆と比べて重いので、生豆200gを焙煎しても焙煎豆200gにはなりません。その点少し考慮に入れて、1杯当たり9円くらいと甘めに見積もりましょう。

それでも60円と9円ですからね。1杯当たり51円の差です。

 

僕は1日に平均4杯分くらい飲むのですが、それでいけば1日あたり204円の差。

1ヶ月なら6,120円。

半年なら36,720円。

1年なら73,440円。

 

使えば使うほど、飲めば飲むほどお得になるシステムです。

焙煎機自体を買うのに数万円かけたとしても、それを1年、2年と使っていくうちにそれ以上のお金が節約できる…………そう、これは投資なんです!

それも、たくさんコーヒーを飲むコーヒー好きであるほど割のいい投資です。

 

 

生豆の保管について

そんなにたくさん買っても保管に気を遣うとか、思いますよね。

なるべく空気に触れないように密閉容器で暗所に保管して…………それでもコーヒー豆ってすぐに傷んでしまう。そんなイメージがあります。

でもそれは焙煎済みの豆の話。生豆は事情が全然違います。

 

生豆の場合はじめじめした場所さえ避ければ、そのままその辺に放置しても大丈夫。密閉容器に入れる必要もありません。

空気に触れた状態で1年置いておいても大丈夫なくらいです。まあそこまで放置する前に使ってしまいますけど。

 

ただし一度焙煎してしまったら、どんどん劣化が進むようになってしまいます。

密閉容器で保管して、2週間以内くらいで使ってくださいね。

 

 

味わいについて

もちろん、メリットは経済性ばかりではありません。

 

好みの焙煎度合いを追求

自分で焙煎するということは、浅煎りも深煎りも自分次第。より細かい好みにも自分で合わせられるということです。

自分の口に合う美味しいコーヒーが飲めるってわけです。

 

コーヒー好きなら、それはプライスレスのはず。試行錯誤も楽しいものです。

 

焙煎直後の豆は美味しいのか?

本当に今焙煎が終わりました、焼きたてホカホカですというレベルの”直後”の豆は、はっきり言ってマズいです。

飲み頃と言われるのは一般的に焙煎後1週間程度置いたもの。少し寝かせた方が美味しくなるのです。

 

また、飲むのが早いほどクリアでスッキリとした味わいになり、遅いほど味わいがしっかり出てきます。

ただし、上述の通り2週間を超えてくると徐々に劣化が進んできます。なるべくフレッシュな範囲で、自分のベストタイミングを見つけましょう。

うちでは少しクリアな味わいくらいが好きなので、数日〜1週間くらいで飲むことが多いです。

 

これができるのも自家焙煎ならでは。

買ってきた焙煎済み豆では、いつ焙煎されたか不明なうえ流通の過程ですでに時間が経ってしまっていますからね。

 

 

生豆はネットで買える

各コーヒー豆専門店の公式サイトから通販で買えるほか、Amazonでも気軽に買えます。

僕がよく買うものを載せておきます。

 

 

焙煎機のご紹介

うちで使っている焙煎機をご紹介します。

価格に大きな差がありますが、エントリークラスと本格モデルだと思ってください。

この記事内で詳しく紹介すると長くなってしまうので、それぞれ別で記事にしています。ぜひそちらをご覧ください。ここでは簡単な特徴だけ書いておきます。

 

LITHONホームロースター

<※こちらの商品は現在Amazonでの取り扱いがないようです>

  • なんと言っても価格が安い。手を出しやすく、特を出しやすい。
  • 機械におまかせの範囲が大きい。細かい設定はできない。
  • DARKモードにしてもミディアムローストくらいになる、深煎りが好みの人には物足りない?
  • 一度に焙煎できる量が少ない。
  • 音がデカい。掃除機くらいの音がする。

 

GeneCafe(ジェネカフェ)

  • 温度と時間の設定が自由自在。好みをより細かく追求できる。
  • 独自の特徴的な攪拌方法によってムラのない焙煎ができる。
  • 故障時の交換パーツなどがネットで手に入りやすい。
  • 一度に焙煎できる量が多い。
  • 見ていて楽しい。
  • 本体がデカい。

 

自家焙煎で自分の好みにピッタリのコーヒーを楽しんでください。投資した分はどうせ回収できますし、コーヒー好きなら一考の価値アリだと思います。

コーヒーは趣味の側面も兼ね備えて嗜好性の高いもの。自家焙煎した豆で愉しむと味わいも別格です。

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