この記事は2019年9月時点の内容です。現在はFire HD 8の新モデルが発売されています。

 

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こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。

先日Amazon Kindle Fireタブレットを買おうと決めた時、候補となった『Kindle Fire 7』と『Kindle Fire HD 8』のどちらを買うかで最後の最後までずっと悩みましたので、その違いをまとめつつ選ぶポイントをメモしておこうと思います。これから購入を検討している方のご参考になればと思います。

 

なぜ7と8があるのか

はじめは単にスペックは高くなくていいし、安い方がいいし、コンパクトな方がいいしということで、一番安くてコンパクトなFire 7を買おうと思っていました。しかし少し調べている間に標題の2つ、つまり7と8とでいろいろと違いがあることに気付き、そこからどちらを買うかかなり悩んでしまいました。

考えてみれば7インチディスプレイのモデルと、8インチディスプレイのモデル。画面の大きさだけなら両者の差は微妙です。

しかしわざわざラインナップが分かれているのは画面サイズ以外にも差別化のポイントがあるから。購入前に気付けて良かったと思っています。ではどんな差があるのか、以下にまとめます。

 

スペックは相応に違うがどちらも許容範囲

  Kindle Fire 7 Kindle Fire HD 8
価格

16GB:5,980円

32GB:7,980円

16GB:8,980円

32GB:10,980円

CPU クアッドコア1.3GHz クアッドコア1.3GHz
RAM 1GB 1.5GB
バッテリー容量 8時間 10時間
スピーカー モノラルスピーカー デュアルステレオスピーカー、Dolby Atoms

大きな違いはRAMでしょうか。1GBだとさすがに少なめなので、動作がキビキビとはいかないでしょう。まあ高スペックを求めているのでなければ、そんなに気にしなくて良い程度です。どうせ1.5GBも似たようなものですし。

価格は内蔵ストレージ容量によってそれぞれ違いますが、ストレージはどうせMicroSDカードで拡張するので内蔵ストレージ容量は少なくても良いと思います。本体価格を抑えてその差額でもっと容量の大きいMicroSDカードを買いましょう。

 

どちらのモデルも非常にコストパフォーマンスに優れた端末なのは間違いないですね。

 

サイズ

画面サイズ

7インチと8インチはどのくらいの差になるか。

ざっくり言って、7インチは文庫本・はがきサイズくらいです。8インチはコミックサイズくらい。

 

読むのが小説ならどちらも大差ないですね。

漫画ならFire 7のほうは文庫本・はがきサイズなので紙の漫画本より少し小さめの縮尺で表示されることになります。まあイマドキはスマホの小さい画面で漫画を読むことも多いですし、あまり気にしなくてもいいかも。

 

本体サイズ

7の方は115mm*192mm、8の方は128mm*214mmです。割と取り回しの良さが変わってくるサイズ差です。

大きさの差はこちらのサイトでとてもよくわかる画像がありましたので引用します。

 

重さ・携帯性

7が286g、8が369g。この種のデバイスは軽いが正義です。読書に使うKindleであれば尚更、手に持って腕を持ち上げた状態で長時間保持して使うので、少しの差が疲れ方に大きく響きます。

それを考えると、83g軽いというのは7の大きなアドバンテージです。

また、上の画像でもわかる通り、7の方が本体サイズがコンパクトなので、軽さもあいまって携帯性には大きな差となります。

 

画面の解像度

ここが一番重要で、おそらく選択の決め手になる人が多いポイントではないでしょうか。7の解像度は1024×600(171ppi)で、8は1280×800(189ppi)のHD画質です。

7はHD未満の画質なんですね。8はHD画質。綺麗な表示というのを考えると、ここは大きな差です。

7は画質が低いので、ステータスバーなど小さな文字の表示で少しギザギザ感が出るそうです。小説の読書ではそこまで小さな文字サイズにすることもありませんし問題ないのですが、漫画や雑誌を読む場合はどうしても文字サイズが小さくなりがち。そういう時に読みにくかったり、毎回拡大しなければならなかったりでは大変ですね。あとUIの字は小さめにした方が画面がスッキリするし好みなので、小さな字の表示は個人的に重要なんですよね。

コンパクトさでは7がとても魅力的でしたが、解像度の差がそれに匹敵するくらい大きな要素に見えてきます。

 

ちなみにFire HD 10はフルHD画質なんですよね。画面も大きいですし、Primeビデオもがっつり見るよという人にはFire HD 10がぴったりだと思います。

我が家の場合はPrimeビデオはTVで見るので、今回選択肢には入りませんでした。

 

僕は結局

どちらにしたか。Fire HD 8のほうを買いました。

 

やはり決め手は解像度で、HD画質は最低限ほしかった。注文の直前までFire 7の画質でも満足できるかもしれないし……と迷っていましたが、解像度が低いのにどうしても抵抗がありました。

もし仮にFire 7が8と同じくHD画質だったら、迷わず7を買っていたでしょう。ただそのようなラインナップだと7と8の差別化がほとんどできなくなってしまうので、今後も7は低画質で最廉価のエントリーモデル、8は一応の画質に1万円以下の値段のバランスモデル、10はフルHD画質にそこそこの値段のハイクラスモデルという3拍子揃ったラインナップ構成が続くのではないでしょうか。

 

Fire HD 8のレビューはこちらの記事をどうぞ

 

総括

  • 画質には特にこだわらないよ
  • 少しくらい表示が粗くても気にしないよ
  • とりあえず安く済ませたいよ
  • コンパクトなのがいいよ

Fire 7がおすすめです。

 

  • 画面が綺麗に越したことはないよ
  • 細かい字が含まれる雑誌も読むよ
  • 漫画のイラストを綺麗に楽しみたいよ
  • コスパいいやつがいいよ

Fire HD 8がおすすめです。

 

  • Primeビデオもがっつり運用するよ
  • そんなに持ち歩かないよ

Fire HD 10がおすすめです。

 

こうして比較してみると結構キャラクターが違う3機種ですね。これから買う予定の人の参考になればと思います。

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