こんにちは、あきほ(@arkeninger)です。
たまに泊まりがけの旅行に行くと、その行き先は温泉地を選ぶ事が多いです。
シンプルに温泉が気持ちいいですし、旅館のサービスもいいですからね。
そういう温泉地に行くと、よく見かけるのが「温泉の素」とか「入浴剤」です。
帰ってからも家のお風呂で温泉気分が味わえるので、いいですよね。
「温泉の素」「入浴剤」に天然の温泉成分は含まれていない
さて、そんな「温泉の素」とか「入浴剤」ですが、これらは温泉をイメージしてはいても、実際の温泉の成分が入っていると言うわけではありません。
温泉成分表を参考に作られていますが、天然成分ではありません。
市販のバブなどの入浴剤では炭酸が含まれていますね。バブは安価ですし、炭酸もそれはそれで気持ちいいので良いものなので、もちろん良いんですが、温泉かと言われると違う感じがしますよね。
選ぶべきは「湯の華」!
さて、温泉地などで売っている温泉の素・入浴剤などを見ていると、その中に「湯の華」というものがあることに気づきます。
「湯の華」とは、天然温泉の析出成分。温泉に含まれるミネラルなどが結晶化したものです。温泉宿などで浴場の蛇口のあたりに白く固まったものが付いているのを見かけることがありますが、それが湯の華ですね。
入浴剤として売っている湯の華は、その結晶を採取し、砕いて、溶けやすくしたもの。つまり、天然温泉から出た成分をまるっと自宅の湯船に溶かして、お風呂を本物の温泉にしちゃおうっていう商品なわけです。
しかも最近はネットで買えちゃいます。
うちでは普段はAmazonでまとめ買いして、温泉地に行った時はその温泉の湯の華をお土産物屋さんで買っています。
これはいいですよ。
自宅で本物の温泉が味わえます。
濃度の自己調節が可能
定義として、温泉と呼ばれる条件には「湯1kgの中に1000mg以上の溶存物質があること」というのがあります。
自宅の湯船は普通約200L、節水タイプの浴槽で160〜170Lです。対してこの手の湯の華商品の内容量は、だいたい15g程度。
それを踏まえるとパック詰めされた湯の華を1袋入れたところで、さすがに濃度が低いので、厳密に定義通りの温泉とは言えません。
つまり温泉宿で入る温泉ほどの効能は期待できないんですが、それでも身体はぽかぽかと温まります。冬の時期はぴったりです。
疲れた日とかちょっと豪勢な気分の日は2袋入れちゃったりすれば、濃度を上げることも可能です。自己調節できるのもいいですね。
理論上、10〜15袋くらいぶち込めば、自宅の湯船が本当に嘘偽りのない温泉になりますね。やったことないですけど。
(コストが掛かりますし、その濃度の温泉を毎日入れていたら、湯船や排水管に湯の華が析出しそうです。濃度が低いことにもメリットがあるというわけですね)
家で毎日温泉に浸かれるって、リッチじゃない?
本物の温泉成分だからこそ、よくある市販の「温泉の素」とか「入浴剤」では得られない効能がある。
「湯の華」おすすめですよ。
疲れた日は本当によく効きます。
何より、ちょっとした豊かさを味わえます。
そういう豊かさこそ、人生において大事なものなので。
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