Cクラスの年次改良が発表されましたね。
プロダクトコードMP202502となる今回の改良は、走行関連の機能などについては特段変更なく、グレード構成の整理といった内容になっています。
結論から言って、「Sports」(スポーツ)と「Luxury」(ラグジュアリー)の2つのグレード、というか仕様が選べるようになっています。
Sportsの方は、AMGラインなど最低限の内容に加えて、エクステリアの各所をブラッククロームなどで引き締めたナイトパッケージが適用されるのが特徴です。ナイトパッケージが欲しければ、もうSportsを選ぶしかありません。
価格はLuxuryと比べると安価です。
Luxuryの方は、ほとんど従来のフルオプションの構成です。Luxuryの名前の通り、装備は盛り盛りになっています。
新しく追加された特徴的なものとしては、インテリアトリムとホイールが挙げられます。
インテリアトリムについては、従来GLCで選べていた、アルミの縦ラインの入ったブラックオープンポアウッドが選べるようになっています。このトリムは非常に上質感が高くエレガントなので、Cクラスで選びたい人も多かったのではないでしょうか。
ホイールについては、スポークの多い、こちらもエレガンスを強く感じさせる19インチホイールが付いてきます。このホイールが欲しかった人も多いはずです。
価格はSportsと比べると高くなります。
パワートレインについては共通なので、スポーツ志向か、ラグジュアリー志向かという分かりやすい選択肢になりました。
ナイトパッケージが欲しければSportsを、新しいインテリアトリムとホイールが欲しければLuxuryを選ぶことになります。
今回の年次改良がW206型Cクラスの、マイナーチェンジ前の(「前期型」と呼ばれる)最後のモデルになるはずです。
マイナーチェンジではフェイスリフトを含み、見た目が大きく変わると予想されます。精悍かつ高貴な今のCクラスが好きな人は、早めの購入がおすすめです。
今回の年次改良での変更点は、グレード構成の整理と、それに伴うエクステリアやインテリアの一部変更に留まり、走行性能に関する部分は据え置きとなっています。
このことからも、W206型Cクラスの前期型はすでに“完成形”とも言える成熟期に差しかかっていると言えます。大きな変化を迎えるマイナーチェンジを前に、現行デザインや仕上がりのバランスに魅力を感じる方にとっては、今がまさにベストな買い時かもしれません。
Cクラスが気になっている方は、当ブログでも一足先に注文したMP202501ですがいろいろレビューしているので、ご参考になさってくださいね。
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