ついにW206型Cクラスのフェイスリフトが近づいてきましたね。
今回はヘッドライト・テールライトの細部まで分かる状態のテスト車両がスクープされたようです。

なお、本記事中の画像は、特段の但し書きがない限り、上記サイトからの引用です。


大方の予想通りですが、ヘッドライトにはスリーポインテッドスターを模したデイタイムランニングライトが配置されています。
これはウィンカーも兼ねているとのことですね。
ロービーム・ハイビームを照射するプロジェクターは、その両側に配置されているようですね。
グリルは上下方向にかなり拡大されているように見えます。
グリルの輪郭はこの写真ではそれほどはっきり分かりませんが、新型Eクラスがそうなったのと同様に、縁取りのメッキパーツやその外側を囲うブラックパネルが配置されるのではないかという予想もあります。
実際のところ、グリル周りが見た目の印象的には最も大きな変更になるのでしょう。
もし本当に大幅に拡大される場合、下手をしたら上位であるEクラスよりも大きくなってしまうようにも見えます。
もしそうだった場合、Eクラスもフェイスリフトで同じ道を歩むことになるのでしょうね。そういえばSクラスのフェイスリフトでもバカデカいグリルの可能性が示唆されていました。
グリルとヘッドライトのバランスからは、なんとなくマツダ車と似た雰囲気も感じます。
(この写真ではグリルが五角形に見えるから余計にですね)
フロントバンパーは隠されているので分かりませんが、リアバンパーの形状を見るに、この車両はAMGラインではなく、素のアバンギャルドだと予想できます。
AMGラインのバンパーだと、ロワグリルももっと主張してくるのかもしれませんね。

テールライトは、こちらも予想通りのスリーポインテッドスターを模したライト。Eクラスと共通のおにぎり型の意匠です。
Eクラスが2つ配置されているところ、Cクラスに与えられているのは1つのみであるように見えます。ここは序列の表現ですね。従来も同様の差別化が常にありました。
ウィンカーはおにぎりの下に薄く配置されています。ブレーキランプはおにぎりの内側に、トランクとの分割線のところまでが光る形でしょうか。
ブレーキランプの光り方については、なんだか取ってつけたような印象があります。トランク側のまだ隠されているところも光るのでしょうか。なんとも言えませんが、少なくとも現行のフェイスリフト前のモデルにあるアニメーション機能(車両起動時に内側から外側へ流れるように点灯し、施錠時は外側から内側へ流れるように消灯する機能です)は、なさそうですね。
テールライトは、正直現行のフェイスリフト前のモデルの方が、ライトの形状と光り方に納得感があるように思います。個人的には現行の方が好みです。
あとは小さな変更ですが、サイドミラーのウィンカー形状が直線1本から2本、というかC字状に変わっていますね。
このブログでも以前のスクープ写真をもとに少しフェイスリフト後のデザイン予想をしていますが、今回のリーク画像も、やはりそこから大きく外れてはいません。
👉メルセデス・ベンツ Cクラス(W206)のビッグマイナーチェンジを予想する
個人的には、フェイスリフト後のモデルは自分の好きなデザインから遠ざかってしまうような気がしているので、やはり先に購入して良かったなあと感じます。
今のCクラスのデザインが好きな人は、大きく印象が変わってしまう前の今がまさに買い時ですよ。
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