夏に向けて、サンシェードはもはや必須アイテムでしょう。
これまで前車マツダ アテンザでは「シンシェード」という、常設・巻き取りタイプのサンシェードを使っていました。
この「シンシェード」は毎回の展開・収納が2秒で済むという優れもので、とても気に入っていました。
しかし、メルセデス・ベンツ Cクラスに乗り換えたら、シンシェードが適合しなくなってしまいました。
本当はシンシェードが使えたら良かったのですが、仕方ないので今回はメルセデス純正のサンシェードを購入しました。
メルセデス純正サンシェード

こちらがメルセデス純正サンシェードです。
純正サンシェードは車種ごとに用意されており、W206型Cクラスはセダン・ワゴン共通です。明記されていませんが、オールテレインも共通で間違いないでしょう。
僕はAmazonのメルセデス公式ショップで購入しました。
性能が高いわけではないが……

設置するとこんな感じです。
落ち着いたシルバー色はなんとなくメルセデスらしさがありますね。

車内の様子です。
設置時はダッシュボード上に立てかけて、バイザーで留めます。普通です。
特に光を反射・遮断する訳ではありません。何層にもなっているとか、分厚い生地になっているとかでもありません。車内の温度上昇に対する予防効果は、それほど高くないでしょう。
そこについては、非純正品で生地がしっかり厚く、遮光性能に優れたものには敵わないのではないかと思います。
もっとも、そこは今回、承知の上で購入しています。
長時間駐車していたらどんな分厚いサンシェードをつけていても車内は灼熱になるわけで、多少の温度差があるといっても、実用上は誤差のようなものだと考えています。
(全ての窓を塞ぐならともかく、です)
このサンシェードで、少なくとも直射日光という最も直接的なものは避けることができます。車内の温度上昇も、60〜70点くらいのところで抑えることはできますし、なによりダッシュボードを始めとした内装の保護は申し分なく果たせます。
とはいえ正直、割高感は否めないです。
性能的には本当に「普通」という感じ。
純正品のメリットは
性能が他社製品に比べて低くてもなお純正品を選ぶメリットは、やはり専用設計でサイズがピッタリということでしょう。
実際に、ダッシュボードやピラーに引っかかる心配をせずに設置することができました。
また、個人的に重要なポイントですが、ワイヤーやフレームといったものが一切露出していません。
Cクラスのダッシュボードは革張りになっていて、このことがCクラスの内装における高級感をかなり高める演出になっていると思っています。
折り畳み傘タイプのサンシェードでは骨にあたるフレーム部分が露出しているものが多く、設置時にこうしたものがダッシュボードに擦れたり引っかかったりすることで、ダッシュボードを傷付ける心配があります。
純正サンシェードはワイヤーが入っていますが、全て生地に覆われていて一切露出していないので、革張りのダッシュボードを傷付ける心配がありません。

あとはまあ純正のロゴが入っているので、ここに価値を見出す人もいるでしょうか。
車内での収納は
運転席にいながらすぐに取り出しやすい場所として、収納場所の候補は次の二つでしょうか。
- 運転席ドアポケット
- 助手席背面ポケット

運転席ドアポケットに入れる時は、少し押し込む感じになります。もうちょっと広ければ無理なく出し入れしやすいんですけどね。惜しい感じです。
もう少し前方に置けば良いのかもですけどね。ドアポケットの前の方はドリンクホルダーがあり、僕の場合はそこにゴミ箱を置いているので、悩ましいですね。

助手席背面ポケットに入れると、それはそれでよいしょと手を伸ばして出し入れすることになりますが、押し込む感はありません。
今回ご紹介した商品と、他に検討した商品
適合さえするなら、個人的には一番おすすめ。
なにより着脱のラクさが全然違います。
適合チェックは公式サイトから。
今回検討して、選ばなかった方。汎用の折り畳み傘タイプです。ラディクールという新素材で放射冷却するそう。柄の部分が紐になっていて内装に干渉しないのも良いですね。折り畳み傘タイプがいい人は、現状これが決定版ではないかと思います。
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