試乗では分からない、Cクラスのオーナーになって初めて気付くこの車の特徴のひとつが、汚れのつき方に特徴があるということです。
タイトルの通りなのですが、この車は車両の側面下部に汚れがつきやすく、それが目立ちやすいです。
特にAMGラインで装着となる、立体的な造形のサイドアンダースカート(側面下部のエアロパーツ)の汚れは目立ちやすいです。
Cクラスにつきやすい汚れに注目

観察してみると、この部分には次の2種類の汚れが付いていることに気付きます。
- サイドアンダースカート全体にべっとりと付く汚れ
- 縦に筋のように走る、雨ジミ汚れ(雨垂れの跡)
前者については、アンダースカートのデザイン上、折り返し部分に特に汚れがたまりやすいです。おそらく前輪が跳ね上げた汚れが空力効果によってボディ側面を綺麗に流れていく過程で付着するのでしょう。
後者については、雨の後にドア内部の残留水を排出するための出口穴がある箇所から水が垂れることで、このような汚れ方になっています。
特に白いボディカラーではこれらの汚れは目立ちやすいので、街でCクラスを見かけたら少し意識して見てみてください。その車両が洗車直後かそうでないかが分かると思います。
「最低限のケアをこまめに」が現実的
さて、そんな汚れがたまっていると、やはり見た目が良くありません。こまめに洗車すればいいわけですが、なかなかそんな時間が作れないこともあるでしょう。
実際、社会人をしていると、洗車ができるとしたら週末くらい。しかし毎週末欠かさず洗車ができるかというと、予定があったり天気が悪かったりして、できないことも多いでしょう。
そこで、まとまった時間をかけて洗車するのではなく、最低限の時間で、汚れた箇所だけを拭き取って汚れを落とすケアをしましょう。
「車に乗り降りする際、ついでにパパッとできてしまうくらいの気軽さと所要時間」にこだわっていきます。
水なし洗車スプレー + 使い捨てマイクロファイバークロス

用意するものは、まずは水なし洗車スプレー。汚れを泡で浮かび上がらせて、拭き取りやすくするものです。
汚れている箇所にだけ吹き付けることができるので、ピンポイントに使えます。
おすすめはこちらの、シュアラスター ゼロクリーナー。ノーコンパウンドなので、コーティングへの影響も防げます。
あわせて用意するのが、こちらの使い捨てマイクロファイバークロス。僕はカインズのものを使っています。店舗で買ってもいいですし、最近はAmazonにカインズ公式が直接出品しているので、それで買ってもいいですね。
👉カインズ 使い捨てマイクロファイバークロス 20枚入り グレー
1枚あたり35円弱ですので、気兼ねなく使い捨てにできます。
ちなみに、この商品はあくまで使い捨て用なので、洗って再利用にはあまり向きません。
使い捨てにせず洗って再利用するなら、こういうのの方が良さそうです。
また別の選択肢として、赤ちゃん用のおしり拭きというのもあります。
液剤の成分はほぼ水、それも純水なので塗装への影響もないどころか拭き跡も残りにくいです。さらには赤ちゃんのお尻に使えるくらい柔らかい繊維なので、車のボディを痛めません。
拭き取りがしやすいよう、厚手のものを選ぶのがポイントです。
僕は正直、マイクロファイバークロスよりもこっちの方が使う頻度が高いくらいです。

ということで、使用方法の説明は特に要らないかと思います。単に汚れに吹き付けて、拭き取るだけです。
いつでも使えるように、セットで常備しよう
オーナー心理としては、乗り込む際にいつも目にする箇所なだけに、サイドアンダースカートがピカピカだと気分が上がります。
5〜10分もあればできる作業なので、乗り降りのついでレベルでこまめに汚れを拭き取るのがおすすめです。
ちなみに、この水なし洗車スプレー+マイクロファイバークロスのセットを玄関などに置いておいてすぐに取り出せるようにするとさらにハードルが下がりますが、このセットはそのまま外出中に鳥のフンを喰らった時などにも使えるので、個人的にはゴミ袋にするためのキッチン用ポリ袋などと合わせてトランクに常備しておくのがベストだと考えています。
今回ご紹介したアイテム
👉カインズ 使い捨てマイクロファイバークロス 20枚入り グレー
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