先日公開したこちらの記事。
👉ネットではあまり情報が出回っていない、Cクラスの細かな変更点
この中で、「GPS連動アラウンドビュー自動起動機能は削減されていた」と書きました。
しかしその後、実際にはこの機能が削減ではなく、ルーティン機能の中に組み込まれていたことを見つけましたので、今回はこのことについて書きます。
ルーティン機能とは、時刻や場所、気温など特定の条件を設定し、窓の開閉やシートヒーターのオンオフ、ナビの開始など特定のコマンドを実行するというものです。
条件やコマンドはドライバーが自分で好きに組み合わせることができ、自由自在なカスタマイズが可能です。
例えば僕の場合は、次のように設定しています。
- 「車内の温度が22度以下」→「シートベンチレーションOFF」
- 「車内の温度が22度~25度」→「シートベンチレーション(1段階)」
- 「車内の温度が25度~30度」→「シートベンチレーション(2段階)」
- 「車内の温度が30度以上」→「シートベンチレーション(3段階)」
ルーティン機能は現行型のEクラスが発表されたことからメルセデス車に実装されている機能で、W206型Cクラス発表当初にはなかった……のでしょうか。自分はあまり詳しくないので、ご存じの方がいたら教えてください。
ともかく、このルーティン機能の中に条件として「指定の場所への出入り」が、コマンドとして「360度カメラ起動」が設定できるようになっていました。
Cクラスに限らず輸入車セダンは一般的に国産車よりも車高が低いことが多く、駐車場の輪留めに前からそのまま突っ込むと、ほとんど100%バンパーをぶつけてしまいます。
ですから、例えばいつも立ち寄るコンビニとか、駐車場とか、前向き駐車したいけど前に出すぎるのが怖いなという場所については、あらかじめこのルーティン機能を使って360度カメラ起動を設定しておくと、毎回カメラ起動ボタンを押す手間が省けて自動でカメラ画面になってくれるので、よりスムーズに駐車できますよ。
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