【実機レビュー】Kindle Paperwhite シグニチャーエディション。小説やマンガ中心ならベストな選択。

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Kindle Paperwhiteを購入しました。

これまでKindle Fireタブレットは2台ほど使ったことがありましたし、スマホのKindleアプリで読書することもありましたが、Kindle専用端末は初めての購入です。

この記事ではさっそく、レビューを書いていきます。

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Kindle Paperwhite シグニチャーエディション(第12世代)

購入したのはシグニチャーエディションという上位モデル。さっそく見ていきましょう。

Amazonらしい簡素なパッケージ。

取り出してみると、本体、説明書、充電用のUSB AtoCケーブルが同梱されています。

やはりメタリックジェードの色がいいですね。

ギラつきのあるメタリックではなく、マットなメタリックです。

以前使ったことがあるFireタブレットではとにかく安価って感じでしたが、背面パネルがアルミになっているこちらは一段上の上質感があります。

とはいえ、iPadなどの背面アルミパネルと比べてしまうと見劣りする感はあります。そこは仕方がないところなのでしょう。Kindle専用端末は、あくまで割り切りデバイスということでしょう。

背面パネルはアルミ特有のさらりとした手触りです。

通常版のようなプラスチックパネルだと、経年変化で加水分解して、だんだんとベタベタした手触りになってしまいますが、シグニチャーエディションのアルミパネルならその心配はありません。

手に持った感じ。サイズ感が伝わるでしょうか。

本体下部には充電用のUSB-Cポートと、電源ボタン。

電源ボタンの位置については、やや違和感があります。ほとんどのスマホやタブレット端末では上部もしくは右部だと思います。

おそらく、機構を近い位置にまとめることでコスト低減しているのでしょう。加えて、ベゼルの太い下部ということもありますから、E-Inkディスプレイの技術上の制約も関係しているのかもしれません。

とはいえ、どうせ読書専用端末ですし、妥協できるポイントかなと思います。

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7インチE-Inkディスプレイ

画面の表示。

Kindle端末のE-Inkディスプレイは「電子ペーパー」とも呼ばれるもので、普通の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイとは根本的に別物。本物の紙と同様の読み心地が特徴です。

実際に見た感じは、思っていた以上に「紙に書かれた文字を読んでいる感じ」に似ていて……というかそのもので、少し驚きました。

ネットのレビュー記事やYoutube動画では、この感じは伝わりきらないと思います。実物は思っていた以上に紙です。表面で反射した環境光で読む感じって言うんですかね。もちろんディスプレイのライトも付いているんですが。

7インチというディスプレイサイズは、とてもいいです。

ほとんどの文庫本やマンガと似たサイズ感なので、違和感なく、読みにくさもなく読むことができます。

やっぱり、小さすぎたり大きすぎたりする画面では、小説にしても漫画にしても、読みにくいんですよね。読めないことはないですが。

Kindle Paperwhiteの画面サイズは、ちょうどいいと感じます。

一方で雑誌などは少し窮屈に感じるでしょうか。細かい箇所は正直読みにくいです。

Kindle Paperwhiteの場合、カラー表示もできないですから、雑誌向きとは言えませんね。

Paperwhiteはあくまで小説や評論、新書などの読み物か、マンガが適しています。それらの用途ならばっちりですが、雑誌を読むのに使いたいと思っている人は別のデバイスを検討したほうがいいと思います。

快適な動作速度

第12世代Kindle Paperwhiteの最大のトピックが、ページめくりの動作速度が25%向上したという点です。

僕は前の世代のモデルを持っていないので比較対象がありませんが、少なくとも快適でストレスなく使えています。

特にライブラリをスクロールする場面では恩恵が非常に大きいと感じます。

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バッテリーが減らない

数時間読書してみましたが、省電力なE-Inkディスプレイだけあって全然バッテリーが減らないです。

体感的に、1時間あたり1%くらいの感じがします。

ただ、本をダウンロードしていると結構減っていきます。本にもよるでしょうが、1冊あたり1%くらいで減っている気がしています。

まあ、一気に何十冊もダウンロードすることなんてあまりないと思いますし、そういう時は家にいるでしょうし、それでもなお何十時間も読書できるくらいのバッテリー持ちがあるので、それほど問題にはなりませんね。

小説やマンガ中心ならベストな選択肢

雑誌や画集など、カラーが前提の本を読むのでさえなければ、Kindle Paperwhite シグニチャーエディションには、特に弱点らしい弱点が見当たりません。

スマホやタブレットと違って専用端末なので、紙の本を開くのと同じような感覚で、集中力を途切れさせずに使えますし、目にも優しく、長時間の読書もしやすいです。

いい買い物をした、と率直に思える一台です。

購入を迷っているなら、ぜひポチってしまいましょう。快適な読書体験ができるので、後悔しません。

僕としてはシグニチャーエディションがおすすめです。

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