メルセデス・ベンツ Cクラス(W206)の欠点とデメリットは? これがオーナーの生の声!

メルセデス・ベンツCクラス(W206)のMP202502年次改良モデル 自動車/クルマ
画像はメルセデス・ベンツ日本公式Webサイトより引用

Cクラスの短所とは

今回はW206型Cクラスの欠点・デメリットについて考えていきましょう。

Cクラスは名実ともに優等生なクルマ。ネットのレビューも、当ブログを含め、良い内容のものが多いですよね。

しかしどんなものにも裏と表、一長一短があるのが普通のこと。いいところがあれば、悪いところもあるものです。

それではCクラスの欠点・デメリットは、一体どこにあるのでしょうか。現オーナーである僕の目線で感じることを、率直に書きます。

欠点がないことが、このクルマ唯一の『弱点』かもしれない

Cクラスはそもそも、クルマとして非常に「良くできて」います。

W206型CクラスのAMGラインのホイール

走行性能は高い、燃費は(トヨタのハイブリッドには敵わないとは言え)良い、ハンドリングも軽快で、長距離を走っても疲れにくい。デザインは好みがあるとはいえ、僕はとても好きですし、Cクラスを検討してこのブログを見にきているあなたもきっとそうでしょう。

電子制御も非常に賢く、また気が利いています。例えば前車との距離や、それが離れていっているのか、近づいていっているのかを判断してトランスミッションが自動で最適なギアを選択し、エンジンブレーキを効かせてくれます。ECOモードのエンジン停止も同様。そしてそれらをドライバーにほとんど意識させない、精緻で綿密な制御です。違和感が全くありません。

アクセルを踏む、ハンドルを切る、アクセルを緩める、ブレーキを踏む。ひとつひとつの操作に対するクルマの反応は非常に滑らかで、高級車に期待される水準をしっかり上回っています。

夜のパワーレッド内装Cクラス(W206)

内外装の仕立ても上品で高級感がありますし、所有満足度も高い。

あえて欠点ということで言うのであれば、優秀すぎるがゆえに、刺激が足りないとか、欠点がないのが欠点(面白みがない)と感じる人もいるかもしれません。しかし、これは裏を返せば高級車としての極上を体現しているからこそとも言えるでしょう。

個人的には、ボディサイズもとても扱いやすく、満足しています。

1820mmという全幅はどんな道でもプレッシャーを感じず、気を遣わずに走れます。前車(マツダ アテンザ)が1840mmでしたが、たった20mmの差で、狭い道や駐車場での気の使い方は結構違うものだなあと感じます。どの程度を求めるかは人それぞれですが、僕としてはCクラスはジャストサイズです。

Dセグメントなので、後席の広さなどはある程度限界がありますが、家族が普通に使う分には充分でしょう。「圧倒的に広い」「何をするにも余裕がある」とまでは行きませんが、そういうのを求める人はミニバンを買いましょう。

結局、Cクラスオーナーの僕から見て、このクルマには明確な欠点が見当たりません。そのくらい死角がありません。

どんな道でもどんな操作でも軽々しくこなし、余裕を感じさせる。決して限界を悟らせない。ドライバーが求めた走りを、ドライバーが思うよりも軽々と実現します。このクルマに「期待はずれ」という言葉は似合いません。

「価格以外は、本当に良いクルマです」

購入時のコストは確かに高い

納車時のCクラス(W206)サイドビュー斜め

さて、僕がCクラスを買う時、当然メルセデスのディーラーに行って試乗をしました。

そこで実際にCクラスの実力の高さを目の当たりにして「良いクルマだなあ」としみじみしていると、営業さんが声をかけてくれました。「価格以外は、本当にいいクルマです」と。

結局のところ、そこなんです。

クルマ自体は良い。本当に良い。欠点を探す方が難しいし、満足しないのも難しい。

たったひとつ欠点と言えるのは、価格が高いこと。近年の為替の影響もかなりあるので、より浮き彫りになっている感があります。

僕のC220dも、車両本体価格やオプション、諸経費、もろもろ含めて、乗り出し価格がちょうど1000万円でした。高いことは否定しません。クルマ好きだからこそ払える金額かもしれません。

維持費もバカにならない

また、維持費も当然、国産車より高いです。

維持費を項目別に詳しく見てみましょう。

まずは自動車税。ここはCクラスだからといって高いわけではなく、排気量に応じて決まるので、国産車でも輸入車でも変わりません。僕で言えば前車よりむしろ安くなっています。

次に燃料代。上の方でも書きましたが、Cクラスは燃費がいいですし、僕の場合はディーゼルなので前車より安いです。

一方でメンテナンス代や車検代については、高いです。

とはいえ新車購入時点でディーラーのメンテナンスパックに入っていれば5年間または70,000kmまでは無料で済みます。その後は延長パック。なのでこれらのメンテナンスパック代と考えるのが良いでしょう。

その価格は、やはり国産車よりは高いです。最初のメンテナンスパック代で35万円くらいだったような気がします。

最後に任意保険料。個人的にはこれが高いですね。僕の契約(車両保険込み)で、年間16万5千円ほどです。

支払う価値があるコスト

Cクラスはクルマとしては非常にレベルが高く、欠点らしい欠点がありません。高級車としてもスポーツセダンとしても期待以上の性能で応えてくれる、素晴らしいクルマです。

唯一の短所があるとすれば、それは価格。乗り出し価格という意味でも維持費という意味でも、決してバカにできない金額がかかります。

それでも、後悔はありません。

毎日乗るたびに得られる満足感は、確実にコストを上回ります。だからこそCクラスを、メルセデスを選ぶのですね。オーナーとなった今ならそれがよく分かります。

価格と維持費さえ覚悟できれば、Cクラスは裏切りません。

運転席に乗り込んでステアリングの中央に光るスリーポインテッドスターを眺めたときに感じる愉悦には、それだけの説得力があります。

このクルマは必ず、かかるコスト以上の性能と品質で応えてくれるはずです。

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