2025年度中にも発表されると言われている、Cクラスのビッグマイナーチェンジ。W206型としてはモデルライフの折り返しとなるポイントです。
このビッグマイナーチェンジでは外見も大きく変わると予想されており、実際にこれまで目撃された偽装付きのテスト車両ではヘッドライトユニット内部などの意匠に変更が見られました。当ブログでもそれを元に新型のデザインを分析する記事を書いています。
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さて、こうした情報をもとに制作された予想CGが出回っています。
まだ公式からは発表がないのであくまで「予想」ではありますが、それなりに確度の高い予想として受け止められているようです。


現在のデザインと比べて、どうでしょうか。

比べてみると、やはりグリルの拡大が印象的ですね。
現行型ではグリルはスッキリと穴が空いていて、ヘッドライトなどとの間に立体感を感じさせる造形でした。
対して新型予想図ではメッキ加飾の縁取りが配され、さらに周囲にはヘッドライトと繋がる形でブラックパネルが敷かれています。
これについては現行Eクラスもこのようなデザインとなっています。C・E・Sは方向性を揃えていくでしょうから、まあ妥当な予想ですよね。
また、ヘッドライトユニット内部の意匠はスリーポインテッドスターを模したものとなっていますね。
全体的に、現行型がスッキリと端正な印象だったのに対して、押し出しが強くなったような感じでしょうか。
迫力とか華美・豪華な印象はより強くなっていますね。装飾が多く、贅沢な感じがします。
一方で、メッキの縁取り、ブラックパネル、スリーポインテッドスターなど、視線を集めやすいデザイン要素が詰め込まれているので、少し忙しく、整理されていないようにも見えてしまう感触があります。デザイン的にはまだ過渡期ということでしょうか。
統合されたバランス感や収まりの良さは、初めからそのデザインありきで作られている現行型の方がよく見えますね。
結局のところデザインは好みの差が大きいですが、個人的には現行型の方が好みです。(だから僕も現行型を購入しました)
新デザインは、まだ採用されるようになったばかりの意匠や表現となっているので、今後多くの車種に展開していく中で、さらにブラッシュアップしていくのでしょうね。デザインというのはそうして育てるものですから。
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